お湯に入ると「ああ~」と溜息交じりの独り言が自然と出てしまうのは、オジサンの至福の時間には付きものです。
私はずっと〈ホットミルク〉は苦手で、好んで飲むことはしなかったのですが、いつしか〈ホットミルク〉を飲むようになっています。
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【Hotする】ホッとするひと時は平和だからこそ満喫できるのだと思います。|言葉の小槌147
【Hotする】
私は腰が痛くなったり、筋肉痛の起こった時にはスーパー銭湯に行くことにしています。
家のお風呂では湯舟に足を伸ばして長時間お湯に浸かるということが出来ませんから、外湯はとても有難いものです。
普段はシャワーだけで入浴を済ませますのでなおさらです。
お湯に入ると「ああ~」と溜息交じりの独り言が自然と出てしまうのは、オジサンの至福の時間には付きものです。
なんでか分からないけど思わず声が出てしまいます。
「Hotする」=「ホッとする」=「ほっとする」優雅な時間をありがとうございます、そう思いながら満足感に浸れるのは嬉しいものですね。
月並みな表現ですが、身も心も癒されるというのがお風呂ですね、日本人に生まれて良かったと思える瞬間です。
昔の銭湯は数少なくなってきていますが、今でも健在な所もありますし、スーパー銭湯に温泉、日本のお風呂文化は永遠に不滅であってもらいたいと思います。
とても贅沢で幸せな文化なのは間違いないと確信しています。

古代ローマでは温泉文化が花開いていたようですが、お洒落な西洋建築のお風呂にも憧れますね。
もしかしたらお風呂文化と平和は関係が深いのかもしれないと思いました。
日本は今のところ平和ボケと言われるくらい平和ですし、ローマも世界史で習ったように「パックス・ロマーナ」=「ローマによる平和」と呼ばれる黄金時代が、約200年間に渡り続いたことで、様々な文化が花開いたようなので、改めて平和の素晴らしさを感じました。
そんなことを湯舟にゆっくりと浸かりながらぼんやりと考えられのは、平和ボケと言われるのでしょうけれども。
もしかしたらゆっくりと湯舟に浸かる入浴習慣を世界中の人々が満喫するようになれば、自然と平和な心根が根付いてくるものにならないだろうか?と考えてしまいました。
形から入る方法ということで…

温かい飲み物がうれしいのです。ホットミルクも飲めるようになってしまいました。
「Hotする」のはお風呂だけではありません。
温かい飲み物を湯気を感じながら、すすることの満足感は年齢と共に増しています。
年を取ると温かいものを好み、若い人は冷たいものを好む傾向があるそうです。
価値観が違ってくるのは、肉体的な影響もあるのでしょう、加齢は冷たいものを遠ざけてしまうようです。
一例を挙げると、知覚過敏になってしまった歯には冷たいものは天敵になってしまいますから。
私はずっと〈ホットミルク〉は苦手で、好んで飲むことはしなかったのですが、いつしか〈ホットミルク〉を飲むようになっています。
子供の頃はミルクを温めるなどは、やってはならない行為だと思っていたはずなのに、笑ってしまいます。
ただ年齢に関わらず、寒い冬には温かい飲み物はとてもうれしいですよね。
温かいドリンク、スープ、寒い時は温かいものは何でも「Hotする」ものだと思います。

HanaAkari