言葉の小槌45 word is magic 【やいと】

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言葉の小槌 0~50
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「もしかしたら、もの凄く理に適っていることがありそうで、現代社会では目先のことに囚われ過ぎてしまって見失っているものがありそうです」

「もしかしたら不調の原因は、ほんの僅かなズレのようなところにあって、そこを上手に刺激できたら意外と簡単に起動修正が出来るのかもしれません」

このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。

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【やいと】もぐさから鍼灸と東洋の技の極意を考える|言葉の小槌45

【やいと】

「もう、ほたえなさんな」「やいとするよ」

幼少期にいちびって、ほたえていたら母が決まって言ったセリフです。

悪ふざけしてはしゃいでいると、最後には「やいとするよ」と、とっておきの決め台詞が出てきました。

「やいと」とはお灸のことで、脅しだけではなく有難いことにかなり体験させて頂きました。

今では、もぐさの香りは心地よく心が落ち着くように思えますし、少々熱いことなどは一時我慢すれば、体に良い変化があることを体感として知っていますので、逆に知識のある人に施してもらいたいくらいですが、幼少期にはただの恐怖の対象でした。

母はそういった民間療法のようなことに知識があったのか、アロエを育てていたり、やけどをした時などはアロエでシップのようなことをされたような記憶がありますし、私が親指を吸う癖が小学生になっても抜けなかったので、親指にアロエを塗られたり、鷹の爪を塗られたりと指を吸うと、苦みや辛さでハットなる仕掛けを施されたことがありました。

今思うとかなり可笑しいですが、失ってしまいがちな「おばあさんの知恵」のようなものを見直してみようかと思ったりします。

もしかしたら、もの凄く理に適っていることがありそうで、現代社会では目先のことに囚われ過ぎてしまって見失っているものがありそうです。

漢方薬や東洋医学の考え方では病気の症状を見るのではなく、全体を見て不調を整えるという考え方のようで、対処ではなく予防の発想のように思います。

お灸
やいと

私は病気になったら対処するのは当然だと考えていますが、病気になった時の保険のことを考えるだけでなく、どうすれば病気にならないのか?「健康だと病気にならない」もしくは「病気になりにくい」といった視点にもう少しスポットを当てて、バランスを取れたらいいのになあと考えています。

とはいうものの、頭でそう理解していても私はどうも易きに流れやすい性質のようで、忙しさを言い訳にして食事はインスタントやジャンクフードに走りがち、スナック菓子大好き、カフェイン中毒なのか?コーヒーや紅茶、緑茶といった飲み物の欠かせないことは相当です。

このサイクルが過度になると悪循環が始まります。

時間がないから食事は適当 → 体調不良、だるい、やる気が出ない → 精神的にもストレスを感じる → 暴飲暴食 → 不思議とお菓子やジャンクフードが欲しくなる → 疲れが回復しない

といった負の繰り返しになってしまうのですが、体調不良になってくればくるほどジャンクフードを好むようになり、逆に調子の良い時は意外と小食で質素なものを好む傾向になり、良い循環に身を置いていたりします。

好循環と悪循環の分岐点には、やはり肉体的な面と精神的な面のバランスが大きく影響しているのでしょう。

暴飲暴食を意識的に止めれば当たり前のように体が軽くなってきます。

そうやっても自分の力だけでは悪循環から抜け出せない場合は、私はまず人の手を借りて肉体のケアからするようにしています。

人の手を借りることが必要です。

いくら精神力でなんとかしようとしても、時には余計に辛くなるだけです。

温泉に行ったり、マッサージに行ったり、まず体を労わることが出来れば、自然と気持ちも前向きになっていきますので、まず他人の手を借りることで、ぬかるみから出られたら次に進めますので。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」なんて言葉もありますが、凡人には厳しすぎると思うのです。

私は肉体を持って生きている以上は、まず肉体を整えることが優先だと今は思っています。

あと精神力でなんとかなるはずだと意地を張らず、どうしようもない時には他人の力をお借りすることで復活するようにしています。

知人が「針」をしているいるので、一度、体験してみてビックリしたことがあります。

針治療
針治療

悪循環にはまっていた時でとても疲れていたのですが、施術を受けて数時間後に急激な睡魔がやってきて、ほぼ強制的に眠らされたようになりました。

次の日の朝の目覚めは格別で、あれほど爽快に目が覚めることができたのは、いつ以来か分からない程快適な目覚めを経験しました。

まるで別の体のようでした。

一本の針を刺すことで気の流れを整えて、体全体を整えるという流派のようでしたが、たった一本の針であのようなことになるなんて驚きです。

もしかしたら不調の原因は、ほんの僅かなズレのようなところにあって、そこを上手に刺激できたら意外と簡単に起動修正が出来るのかもしれません。

本当にしんどい時は、まずは人に頼ることできっかけがもらえるかもしれません。

HanaAkari

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