旅の玉手箱【インド人は夜目が利く?】〈インド雑学編-7〉

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このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【インド人は夜目が利く】驚愕体験がありました。|旅の玉手箱 インド雑学編-7

【インド人は夜目が利く?

インドで驚いた事のひとつにインド人は暗闇でも目が見えているのではないか?と思う出来事がありました。

夜行性の動物が夜目が利くといったように、インド人の目にはそういった能力が備わっているのではないか?そう考えないと理解し難いことがありました。

フクロウ

一番最初にそのことについて疑問を持ったのは、手違いをしてしまい、深夜に観光地でもない地方都市の駅に降りないといけなくなったことがあった時です。

小さな町でしたので駅の規模もそれ程大きくなく、オレンジの裸電球の明かりがほんのりと辺りを照らしているだけの、私からすると田舎駅といった感じの所でした。

夜でも煌々と明かりがついているような場所では無かったので、駅の外に出れば街灯も少なくて暗かったです。

しかもその日は濃い霧が発生していて、暗いうえにほんの少し先しか見ることができない状況で「参ったな」といった感じでした。

インドでは夜から朝にかけて霧が発生している状況は、よくありました。

おっかなびっくり駅の外に向かって歩き出すと、正面からリキシャマンが客引きにやってきたのです。

こちらからは全く何も見えないのに、その向こうからスッとリキシャマンが現れて来た時には、非常に驚きました。

どうしてこちらの存在が分かったのかが分かりません。

こちらは暗いうえ濃霧で何も見えないのに、向こうからは見えているということなのですが、あの状況で見えるというのは、ただ単に視力が良いとかの問題ではなく、何か別の理由があるとしか思えませんでした。

暗闇の目

インド人は「夜目が利く」というのが私の推測ですが、私の目とは何かしらの違いがあるのは間違いないように感じました。

そしてリキシャに乗ったのですが、暗闇の濃霧の中を難なく走って行ったのですから、事故にならないものか?とある意味恐怖でした。

私にはほとんど見えない、一寸先は闇のような状況でしたから、不思議でしょうがなかったです。

もしかしたら熱感知能力が備わっているとか?インドだけにチャクラの光が見えるとか?何かしらの事情があるのだと思っています。

摩訶不思議なインド人のことですから、きっと私の常識など一切通用しない何かがあれば面白いです。

ちなみにその体験はその時一度だけでなく、インド滞在中に何度も同じような経験をしましたから、たまたまだと片付けるのはもったいない気がします。

サーモグラフィー

インド人の夜目が利くのは、もしかしたら環境に適応しているのかもしれません。

当時のインドでは大きな都市以外では町に灯りは少なく、煌々と夜でも明るいというような場所はまずなかったです。

ノスタルジックなオレンジの優しい灯りが、落ち着きましたし、自然と夜は早く寝て、朝早くに目が覚めるという生活になっていました。

人間も環境に対して適応する能力があるようなことを聞いたことがありますので、インド人の夜目が利くのは、環境や生活スタイルの影響だったのでしょうか?

アフリカのサバンナに住むマサイ族なんかの目は、とんでもなく先まで見えるそうですが、そんな人も都市型の生活をすると、瞬く間に視力が低下するそうです。

疲れ目

環境の違いというのはありそうです。

ただ私はインドのことですから、とんでもないまさかの事情であってくれた方が、インドらしくて喜ばしいですし、それがたとえぶっ飛んだ理由であれ納得できそうです。

日本人の常識、私の常識が、ことごとく通用しなかった国、インドでしたから。

HanaAkari

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