旅の玉手箱【カリマンタン】〈インドネシア編-13〉

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旅の玉手箱 インドネシア編 旅の玉手箱〈インドネシア編〉
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インドネシア国内での動き
  • スラバヤ
    Surabaya

    スラウェシ島へ向かい、インドネシア国営ペルニのフェリーに乗りました。不確かですが〈パレ・パレ〉に到着して、すぐに〈タナ・トラジャ〉に向かったはずです。

  • タナ・トラジャ
    〈Tana Toraja〉
    トラジャ〉はコーヒー豆のブランドで有名ですが、ここには独特の風習で暮らす少数部族〈トラジャ族〉の住む場所です。アニミズム文化を目の当たりにしました。
  • カリマンタン島
    〈Kalimantan〉
    不確かですが、スラウェシ島の〈パレ・パレ〉から船に乗ったと思います。途中で一か所寄港し、しばらく停泊した後、カリマンタン島の〈ヌヌカン〉に到着しました。そこで、東マレーシアの〈タワウ〉行きの船に乗り替え、インドネシアを後にしました。
  • タワウ
    〈Tawau〉
    ボルネオとも呼ばれる東マレーシアへの入国地点。インドネシア、カリマンタンの〈ヌヌカン〉から船で入国しました。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【カリマンタン】ボルネオを目指して|旅の玉手箱 インドネシア編-13

【カリマンタン

スラウェシ島ではタナ・トラジャ以外で宿泊した記憶がありませんので、後はフェリーで夜を過ごしたはずです。

スラバヤからスラウェシ島のパレ・パレの港までインドネシア国営のフェリー「ペルニ」で一晩掛けて行き、パレ・パレに到着した日のうちに、タナ・トラジャまで行ったはずです。

タナ・トラジャで数日過ごした後、再度、パレ・パレの港からペルニのフェリーで、いよいよ東マレーシアに向けての船旅が始まりました。

ペルニ

フェリーは全て夜をメインに航行していたと思います。

フェリーは夕方頃にスラウェシ島を後にして、次の日の日中にどこかの港に一時停泊しました。

おそらくカリマンタン島のバリクパパンだと思うのですが、不確かです。

もしかしたらスラウェシ島にある別の港かもしれませんが、「いよいよカリマンタンだぞ」と意識したような気がするので、バリクパパンが濃厚です。

当時カリマンタンは手付かずの自然が残っているという、ジャングルの島だというイメージだけが先走っていましたが…内陸の奥地のことは分かりませんが海岸線には町がありました。

ラフレシア

積み荷の積み下ろしで一時停泊した際にフェリーから降りて、近くの食堂にご飯を食べに出たのですが、結構な賭けでした。

外国人は私達以外には見当たらず、周囲のインドネシア人達に聞いても英語が通じず、しばらく停泊するのは確かなのは分かるのですが、どれだけの時間停泊するのかは分からなかったのです。

1時間くらいは大丈夫だろうと決め込み、下船しました。

混み合った船内には慣れてきていましたが、食べる物は乏しく、インドネシアの人達は持ち込んだ食料を、いい匂いをさせながら食べていたので、その匂いでお腹は空いてくるし、下船のチャンスが到来した時には、今しかないと考えたのです。

すぐ近くにあった中華系の大衆食堂みたいなところで、チラチラと船の様子を窺いながら、急いでかきこんで、船内用におやつになるような食料を買い込みました。

もう一泊フェリーで過ごし、東マレーシア国境に近いヌヌカンまでずっと船の上でした。

ヌヌカンから東マレーシアのタワウまで、越境する為の船に乗り、遂にマレーシアに辿り着きました。

ヌヌカンでインドネシアを出たのは間違いがありません。

有効期限が切れて古くなったパスポートが出てきたので、出国スタンプで確認できました。

マレーシア入国地点もタワウで間違いがないですが、次に宿泊した場所の記憶があるのは、サンダカンですので、タワウでマレーシアに入国してからサンダカンまで、その日のうちに行ったのだろうと思います。

インドネシア国営のPELNI(ペルニ)フェリー

ペルニ

かなり大型のフェリーでした。

まさに船旅という言葉が似合う船の移動でしたが、貧乏旅行者のさがで、いつも一番安い等級の切符を取るので、慣れるとはいえ過酷な部分もありました。

安い等級の大部屋では人の混雑は凄く、インドネシア人は荷物を大量に持ち運んでいるし、時には持ち込んだ食料品で調理をしたり、船内には食べ物の匂いから、汗の匂いや体臭がいつも充満していました。

ゴキブリの登場は当たり前の風景でしたし、なかなかできない貴重でいい経験をさせてもらえたという他ありません。

明るい内はデッキに出て、ずっと何もない海を眺めたり、読者したり、音楽を聴いたりしていました。

ひたすら大海原が広がっていました。

私が考えるあのような過酷な船の雑魚寝で上手く過ごすコツは、疲れていることですね。

それも相当疲れている方が好都合です。

あれこれ考える前に寝てしまえるので、色々な不快に感じる出来事を寝てかわすことになるからです。

寝た者勝ちです。

HanaAkari

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