旅の玉手箱【タイスキ】〈食べ物編-7〉

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旅の玉手箱〈タイスキ〉 旅の玉手箱〈食べ物編〉
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〈タイスキ〉名前からするとタイ版のすき焼きのようですが、すき焼きというよりは、日本料理ではしゃぶしゃぶとか、寄せ鍋のような感じです。ほぼ同じようなものでした。ネーミングは日本のすき焼きからインスパイアされたようです。
タイスキ
画像はイメージです
当時からバンコクはアジア的なエキゾチックな一面と、日本の都会のような一面を持った大都市で、バックパッカーとはいえお金を出せば、ローカルとは違ったワンランク上の食を楽しむことができました。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【タイスキ】タイの美味しいアジアン寄せ鍋|旅の玉手箱 食べ物編-7

【タイスキ

タイ旅行、特にバンコクで楽しかったのは、アジアンな庶民の雰囲気があるけれど、都会的な楽しみ方も思う存分に味わえる、二つの要素を同時に楽しめることでした。

エンターテインメントやショッピング、飲食と幅広く堪能できました。

バックパッカー旅行の醍醐味の一つは、現地のローカルな異国情緒を味わうことだと思いますが、私は貧乏旅行に疲れてしまう時もあったので、そのような時はお金を使ってパぁ~っと解放することができたのがバンコクでした。

もちろん貧乏旅行者のことですので、大したことではないのですが、いつもと違った少しいい料理を食べるだけでも、嬉しかったです。

タイスキはその一つでした。

バンコク
バンコク
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タイスキは「すき焼き」というよりも「しゃぶしゃぶ」に近い感じでした。

名前のイメージからするとタイのすき焼きを想像するのですが、すき焼きというよりは、しゃぶしゃぶに近い鍋料理でした。

タイスキのネーミングは日本のすき焼きからインスパイアされたようですが、鍋は中国の鍋料理のアレンジのようです。

日本の鍋も同じようなものなので、よく似ていました。

しゃぶしゃぶは出汁を昆布で取りますが、タイスキの出汁は鶏ガラのスープで、食べ方はしゃぶしゃぶせずに、寄せ鍋のように具材を鍋に入れて煮込むスタイルでした。

野菜と肉とシーフードの鍋で、割合としてシーフードが多かったように思います。

日本で食べる鍋とほぼ同じシンプルなものですので、とても食べやすく美味しい鍋でした。

違いはタレの味です。

日本の場合はポン酢やゴマダレといった感じですが、私が食べたタイスキの場合はタレは二種類あって、一つはエスニックな味の醤油系と、もう一つはアジアの国々には多い辛いチリソース系でした。

どちらも美味しいですが、日本と比べてタレの味の存在感が強い印象でした。

私はアジアの国々を旅行してから、チリソース系の味が気に入り、いまでも好きです。

寄せ鍋

バンコクで少し贅沢な鍋の時間は、多国籍の食事の場でした。

タイスキを食べることになったエピソードが、ちょっと面白かったです。

鍵になったのは韓国人の友人Sさんでした。

Sさんとはインドで知り合い腐れ縁の仲でしたが、ある時期にバンコクで再会しようという計画が持ち上がり、その際にタイスキを食べに行きました。

私はSさんより一足先にバンコクに到着していました。

その日はSさんのバンコクへの到着日で、私が宿泊しているバンコクの安宿街カオサンロードにある宿は伝えていましたが、そろそろ着いてもおかしくない時間になってもSさんは一向に到着しませんでした。

随分遅れて夜になっていた頃に、慌てたSさんがやってきてとても興奮しているのです。

「パスポートを空港で落としてしまった」「探してもらっているが見つからない」

と大慌てでした。

「明日、もう一度空港に行かなければならない」

次の日にパスポートは無事に見つかったのですが、Sさんのこのパスポート紛失の事件の際に、大変世話になった空港職員のタイ人の女性がいて、彼女にお礼がしたいということからタイスキに行くことになったのです。

ショッピングモール バンコク

ドンムアン空港の職員のタイ女性Pさんと、Pさんの友人のタイ人女性と、韓国人Sさんと日本人の私の4人で、当時バンコクでは一番の高級感のあった場所サイアムスクエアで待ち合わせをして、ショッピングモールの中にあったタイスキのレストランに行きました。

料理もさることながら楽しかったです。

内向的だった私が旅行を通じて、旅行に行って良かったなと思うことの一つに、国籍の違う人達と交流ができたことがあります。

関りを持つことで外国人に対して、先入観で物事を考えなくなりました。

タイスキのことから話が横道に逸れましたが、癖の強い韓国人Sさんとのエピソードは、〈旅の玉手箱 バンコク タイ編‐1〉でも触れていますので、良ければそちらも読んでみて下さい。

HanaAkari

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