言葉の小槌111 word is magic【搭乗口】

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言葉の小槌③ 言葉の小槌〈101~150〉
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飛行場の「搭乗口」は飛行機に乗る為に必要なただの作業口ですが、そこを通過する人によってはその人の背後にある事情が、背中から滲み出るような通過点にもなりそうです。

「搭乗口」にある空気のような見えない境界線を想像しながら、どれだけ思っても空を切るだけで、自分は越えることのできない、虚しさに一時は「搭乗口」を憎むかもしれません。

このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。

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【搭乗口】旅立ちのドラマがありそうな北ウィング|言葉の小槌111

【搭乗口】

これから前向きな未来に旅立つ人にとっては、未来への扉をくぐるようで、その第一歩目の境界線になるだろう搭乗口

不安を抱えながらも、先に行かなければならない人にとっては、踏ん切りを付ける為には背中を押してもらえる場所になるかもしれません。

飛行場の「搭乗口」は飛行機に乗る為に必要なただの作業口ですが、そこを通過する人によってはその人の背後にある事情が、背中から滲み出るような通過点にもなりそうです。

ただのゲートが境界線のようにも思えます。

行く人にとっての境界線は、見送る者にとってはさらに手の出せない大きな壁です。

特に切なさ抱えた事情があれば、見送る側にとってはここで諦めなければならないと自分を納得させようとしても、目の前にある現実という見えない壁、境界線を爪で引っ搔き回してでも、何とかならないものかと、あがくような気持ちが起こっているかもしれません。

「搭乗口」にある空気のような見えない境界線を想像しながら、どれだけ思っても空を切るだけで、自分は越えることのできない、虚しさに一時は「搭乗口」を憎むかもしれません。

飛行場での旅立ちには、なぜかドラマを想像してしまいます。

旅立つ場所は北ウィングからなのだろうか?

昔の歌を思い出します。

飛行場

「飛行」で思い出す、「見送る側」の昭和、平成の歌。

失恋ソングといえばそれまでですが、その歌詞がとても素敵な昔の歌があります。

昭和から:MIDNIGHT FLIGHT -ひとりぼっちのクリスマス・イブ/浜田省吾

夜景

あの娘乗せた翼 夜空へ消えてく 空港の駐車場 もう人影もない…

~~~ 

失くしたものが あまりに大きすぎて 痛みを 感じることさえも 出来ないままさ…

~~~

降り出した みぞれまじりの雨が 雪に変わってゆく…

~~~

もう守るものなんて見つけられない 何ひとつ

MIDNIGHT FLIGHT -ひとりぼっちのクリスマス・イブ/浜田省吾 作詞、作曲:浜田省吾

平成から:翼を広げて/DEEN

旅立ち

夏の落とし物 君と過ごした日々 洗いたてのシャツのような笑顔 今も 忘れられない

真夜中 声が聴きたくなって 無意識に ダイヤル回す 

だけど…話す勇気がなくて 切なさ 抱きしめた…

~~~

渚で 二人 Sun goes down 飲みかけの 缶ジュース

肩を寄せて 夢 語り合った あの日を見つめてた…

~~~

翼を広げて 旅立つ君に そっと エールを送ろう

誰のためじゃなく ただ君のため 愛してたよ

翼を広げて/DEEN 作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎

HanaAkari

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