言葉の小槌146 word is magic【感動は栄養】

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言葉の小槌③ 言葉の小槌〈101~150〉
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私の場合は忙しい日々に忙殺されると、心も狭くなってしまうようです。

感動することは「心の栄養」になるのは確かだと思います。

このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。

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【感動は栄養】忙しさで忘れがちなのが玉に瑕です|言葉の小槌146

【感動は栄養】

「風に立つライオン」という映画を見ました。

素晴らしい映画でした。

時には大きな感動を味わうことが、毎日をより良く生きていく上で大切なことなのだと再確認できたのですが、日々の生活の流れの中でいつしか感動するということを忘れてしまっているのだとも思ったのです。

感動することは「心の栄養」になるのは確かだと思います。

感動の涙

私の場合は忙しい日々に忙殺されると、心も狭くなってしまうようです。

これが頭では自分でもよろしくないと理解しているつもりなのですが、やるべき事に追われるとそれが出来ないことも嫌なので、ゆっくりと映画を見たりしてくつろぐということは後回しにしてしまう傾向があります。

つまらないテレビを何気に見ていると、時間がいつしか過ぎているなんてことがあるくせに、どういった回路になっているのでしょう。

きっと悪循環なのです。

心に余裕が無くなってくると、ずっと見ようと思っていた映画などは時間があっても見ないで、今すぐにする必要でないことに何故か時間を割いてしまうことが多くなります。

そして、そんな時間を過ごしてしまったことが後悔となり、負のループが続きます。

そんな時に感動する出来事があれば、一気に心の状況がひっくり返ることが起こるのもこれまでの経験で知ってはいるのですが、悪循環に入ってしまうと感動することを、わざと遠ざけていることがあります。

一体、何なんだという感じなのですが…

やらねばならないと思っていたことを敢えて後回しにして、感動する映画を見てみると生き返ったような感覚になって、「ああ~、なんか生きている~」という気持ちになるのも単純ですが、そうです。

不思議な現象なのですが、「感動=心の栄養」なのだと思います、きっと。

灯台

何も映画だけでなく何でも素直に感動が出来れば勝ちなのだと思います。

ダークサイドの私は、感動から甦ってくるライトサイドの私のことを知っているので、ダーク寄りの時にはチャンスとばかりに、わざと感動から遠ざけるように仕向けるのではないでしょうか?

結局は私自身の中での葛藤が行動に現れているのかもしれません。

「風に立つライオン」について

ライオン

「風に立つライオン」はさだまさし氏の歌から小説化、映画化されたメッセージ性の強い作品です。

アフリカで医療活動に従事する医師のことを主にして、その周囲の人々の語りを通しながら、受けての心の奥底に何かしらを訴えかけてくるような作品です。

私は歌から小説、そして映画という流れで「風に立つライオン」を楽しませてもらいましたが、それぞれにその持ち味があって、この作品に御縁があったことに感謝致します。

ただの感動物語というだけでない、現実にある人間の醜く暗い部分の描写も生々しいですが、そういったことに葛藤もありながらも真正面から向き合い、一生懸命に生きる物語の中の人物の心が、ひときわ夜空に明るく輝く北極星のように、大切なことへの方向を指し示しているように感じました。

HanaAkari

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