言葉の小槌18 word is magic 【金鳥の夏、日本の夏】

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あの香りを嗅ぐと落ち着くというか、何か安らぎを感じて、「この匂い大好きだわぁ」と毎回思います

日本だけで生活していたら、「物がその物の役割をちゃんと果たす」ことは当たり前のことで、その裏側にある勤勉さや努力には思いが至らなかっただろうと思います

このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。

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【金鳥の夏、日本の夏】蚊取り線香の香りに強力効果|言葉の小槌18

【金鳥の夏、日本の夏

「金鳥の夏、日本の夏」

素晴らしい調べだと思います。

私は夏になりCMでこのフレーズを聞くと「ああ、夏が来たなあ」と感じますし、これ以上は考えられない程のキャッチフレーズにゾクッとするくらい引き付けられ、またその通りだとも思っています。

「金鳥の夏、日本の夏」このフレーズを生み出した人は天才ですね。どのような人なんだろうか?と非常に興味深いです。

また「金鳥」の他の商品のCMは昔から砕けた遊び心のあるものにこだわっているようですし、だからでしょうか?蚊取り線香の「金鳥の夏、日本の夏」という言葉がより一層際立っているように感じてしまうのは。

「金鳥」という社名もかっこいいですし、いい意味でずるいですね。

今では蚊取り線香を使う機会は減りましたが、私は子供時代から今でも虫除けといえば「金鳥の蚊取り線香」が真っ先に思い浮かびます。

そして、あの香りを嗅ぐと落ち着くというか、何か安らぎを感じて、「この匂い大好きだわぁ」と毎回思います。

ごめんなさい、蚊取り効果に関してはどちらのメーカーも甲乙付けがたいとは思いますが、香りに関しては「金鳥の蚊取り線香」の右に出るものはないのではないでしょうか。

あくまでも個人的な意見です。

効き目に関しては折り紙付きですね。

私がインドを旅行していた時にその実力を目の当たりにしたことがあります。

旅行期間が長くなると日本から持っていったものは一切なくなり、現地調達のみになっていくのですが、日本の夏休みの時期などには学生さんがやってきて、知り合った方が日本に帰る時に置き土産として、日本製のものを貰えることが度々あり、有難いことでした。

「金鳥の蚊取り線香」を頂けた時は、小躍りしたくなるくらい嬉しかったです。

今は分かりませんが、当時インド製の蚊取り線香は旅行者の間で「蚊に優しく、人に厳しい」と噂されるくらい、煙はいっぱい出てものすごく煙たいのに、蚊に対してはあまり効果は感じられず、人がむせて、目がしょぼしょぼするのみといった印象だったので、日本製の蚊取り線香はまさに宝物でした。

だからここぞという時の為に大事にしていたのですが、ある日その伝家の宝刀を使う時がやってきました。

ある町でいつものように安宿に泊まった時でしたが、なぜか部屋の中に蚊が沢山いて、始めはインド製のものを使ったのですが埒が明かず、「金鳥の蚊取り線香」の出番となりました。

これが効果てきめんで、瞬く間に大きな蚊が降ってくるように「ひゅうう」という音と共に面白いようにぼとぼと落ちてくるので、その時なぜか「日本人に生まれて良かったぁ」と感動したのでした。

蚊取り線香
効果てきめんの蚊取り線香

白いシーツの上に落ちた蚊が黒い点々模様を描いていったのには、驚きと感動と日本製の質の良さを改めて実感できた出来事でした。

日本だけで生活していたら、「物がその物の役割をちゃんと果たす」ことは当たり前のことで、その裏側にある勤勉さや努力には思いが至らなかっただろうと思います。

これから時代がどのように進んで行っても、蚊取り線香ひとつに込められた、そのような勤勉さや努力、誠実さは日本人から失われていって欲しくないと思います。

そのような日本の心を大切にしたいです。

HanaAkari

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