「時」は最強の魔法使いだと思います。
やはり老化や死は生物にとっては「残酷な時」の一面ですが、傷ついた心も時間の経過と共に知らないうちに癒されていたりするのは「時の妙薬」です。
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【時の魔法】時を考察すると最強の愛になりました｜言葉の小槌35
【時の魔法】
時に敵うものものはないと思います。
「時は金也り」なんていったりしますが、お金がどれだけあっても「時」とは比較することができないですし、有限の私にとっては「時」は「超越した存在」でしかありません。
もし時間がお金で買えるのなら、少々無理してでも買いたいものです。
一日24時間は少なくないですか？
時計ほど残酷なものは無いように思えて仕方ありませんが、あの一日の時間を淡々と削っていく様には苛立つこともあります。
時計の針を逆回しにすると時間が戻るような夢みたいな事が現実になって欲しいですし、時を止める魔法とか、時の進みが極端に遅い空間とかがあれば、今以上に時を無駄使いしてしまうかもしれませんが、それくらいに時間が欲しくなる時はあります。
私が「ドラえもん」の道具で欲しいとしたら、時を増やせるようなものかな？空を自由に飛びたいのでタケコプターも捨てがたいですが、もし「ドラえもん」がいたら私は「のび太」以上に怠け者になってしまうかもしれないので、諦めますか。
「時」は最強の魔法使いだと思います。
「時の魔法」は時に恐ろしく残酷であったり、時に限りない愛で癒してくれたり、浄化してくれたり、美化してくれたりしますが、24時間休むことなく全方位に七色の魔法を粛々と発動しています。
やはり老化や死は生物にとっては「残酷な時」の一面ですが、傷ついた心も時間の経過と共に知らない間に癒されていたりするのは「時の妙薬」です。
怒りも時間が経てば自然と薄れていきますし、どんなに嫌な思い出も「時」が巡ると美しい出来事となり、良い思い出になってしまうのは時の成せる魔法だと思うのです。
だから時にはただ茫然と「時」の魔法に甘えてみるのもいいんだと思います。
せっかちな私は「残酷な時」と死の時まで競争してしまいそうですが、死んでしまえば「時」と競争することもできなくなりますし、私が死ねば今度は逆に「時」を超越してしまうかもしれませんので、今のうちに思いっきり「時」と張り合ってみようかな。
しかし「時の魔法」には敬服します。
やっぱり「時は愛」なんだと思います。
「残酷な時」の老化や死の一面は、こちらが開き直ってしまえば全く問題ではありませんが、「時の妙薬」の功績は他には得難い「無言の愛」だと思えるのです。
HanaAkari
