言葉の小槌40 word is magic 【遠雷】

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
言葉の小槌 word is magic 言葉の小槌 〈0~50〉
言葉の小槌 0~50
スポンサーリンク

「家に戻り用事をしていると、遠くで雷の音がしました」

「青天の霹靂」という諺がありますが、青空に突然に雷が起こる様から、思いがけない突発的な出来事のことを表現しているのですが、思い返してみると人生には意外とそのようなことが多いように思います。

このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。

スポンサーリンク

【遠雷】夏の天気の激しさに畏怖と心機一転の稲光|言葉の小槌40

【遠雷】

地球の景色の美しさや芸術性は奇跡としか思えないのですが、空を見上げると同じ空や雲は二度と見ることができない、動き続けている千変万化の動画がいつでも見られるなんてまさに奇跡です。

色彩も魔法色ですね、あんな色は表現できないと思います。

先日、入道雲が光を受けて白く光を放っている光景を目にしました。

白過ぎる白色で、あまりの荘厳さにしばらく見入ってしまいました。

夏の空は迫力があって、なんとなく胸が躍ってくる感じがします。

真っ白な入道雲がもくもくと巨大化していく様には力強さを感じ、一体あの中はどのようになっているのだろうか?と入ってみたくもなります。

飛行機なら行けるのでしょうが、自転車ではいくらあの入道雲のたもとまで行こうと試みても、一向に近づくことができません。

同じように虹のたもとにも、行けた試しがありません。

たもとの辺りは地面と混同されたような色合いで、白ではなく灰色でしたので、もしかしたらあの下は大粒の雨が降っているのかもしれないなぁと想像しました。

家に戻り用事をしていると、遠くで雷の音がしました。

「遠雷」の音で集中が切れて、外を見てみるとあれほど突き抜けた青空だったのが、どんよりと曇っていて、雨が来るかもなんて呑気に構えておりました。

稲光はいきなりくると恐怖ですし、いきなりこなくても恐怖です。

追ってやってくる雷鳴で二度、怖いです。

一瞬、心臓が止まります。

おへそを取られないようしないといけません。

反面、怖いもの見たさもあり、なぜか見入ってしまうところもあります。

雷
稲光

「青天の霹靂」という諺がありますが、青空に突然に雷が起こる様から、思いがけない突発的な出来事のことを表現しているのですが、思い返してみると人生には意外とそのようなことが多いように思います。

私がそういう星の下に生まれたのかもしれませんが、慣れてくると嫌な予感が働くというのか、「もしかしたら何か起こりそうだ」と薄っすらと察知できるようになってくるので、そうなると「青天の霹靂」ではないような気もするのですが、ダメージは少ないので、立ち直りは早くなっているようです。

タロットカードにも「塔(タワー)というカードがあり、塔に落雷のある絵柄の意味することは「青天の霹靂」でして、「一度壊れる」といった意味合いで「破壊」のカードです。

執着が強ければ出たらとても嫌なカードですが、見方を変えれば「心機一転」新しくスタートするきっかけですので、一概に悪いカードとは言えない微妙なカードだと思います。

HanaAkari

タイトルとURLをコピーしました