読書感想文‐impression

〈漫画本〉作品を読んで

「漫画・アド・アストラ」 カガノミハチ著 を読んで

世界史の先生がローマとカルタゴが行った「ポエニ戦争」で、〈ハンニバル〉は象に乗ってアルプスを越えローマに攻め入ったのですと、嬉々として話していました。カルタゴの英雄〈ハンニバル〉、〈象〉に乗って、〈アルプス山脈〉を越え、〈ローマ〉に攻めた…
〈漫画本〉作品を読んで

「漫画・ブッタとシッタカブッタ いのちのオマケ」 小泉吉宏著 を読んで

可愛いブタたちが、すっとぼけた感じを装って的を得た辛辣なことをシレっと言っています。四コマ漫画を舞台にして仏陀もどきの〈ブッタ〉や、〈シッタカブッタ〉〈カイカブッタ〉など、ブタのキャラクターに教えられることがいくつもありました。
〈漫画本〉作品を読んで

「漫画・ブとタのあいだ」 小泉吉宏著 を読んで

「ブとタのあいだ」はまさに「ありのままに生きる」ということがテーマの漫画だと思います。どう解釈するかはそれぞれですが、知っておいて損はないような内容を、四コマ漫画でストンと心に落としてくれるところが素晴らしいと思いました。
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〈遠藤周作〉作品を読んで

「死海のほとり」 遠藤周作著 を読んで

微熱が出そうなくらい言葉に力が籠もっていました。今は信仰は無いと言いながら、イエスのことが忘れられない、ずっと気になっているその矛盾と真正面から向き合い、自分の気持ちに決着をつける為に、イエスの足跡を追い死海のほとりへと訪れたようです。
〈日本人〉作品を読んで

「天の調べ」 芹沢光治良著 を読んで

ほんのりとした春の陽気に心嬉しくなるような、やさしさに包まれました。それはこれまでに読書で感じたことのない感覚でした。
〈漫画本〉作品を読んで

「漫画・ユートピアズ」 うめざわしゅん著 を読んで

独特の世界観が楽しいうえに、山椒のような爽やかな風刺が効いた物語が可笑しかったです。10本の短編漫画はそれぞれ色合いが違い楽しませてくれるのですが、馬鹿らしく見せ掛けながらそれぞれにメッセージ性があるのが共通しているようでした。
〈漫画本〉作品を読んで

「漫画・ヘウレーカ」 岩明均著 を読んで

世界史で教わった「カルタゴ」の英雄〈ハンニバル〉が、アルプス山脈を象に乗って越え、イタリア半島に覇を誇っていた「ローマ」に攻め込んでいく場面から物語は始まりますが、主人公は〈ハンニバル〉やローマの武将ではなく、〈ダミッポス〉という架空の青年でした。
〈遠藤周作〉作品を読んで

「キリストの誕生」 遠藤周作著 を読んで

遠藤周作氏の「イエス・キリスト」像は、人間「イエス」が愛の神を身近な人々に伝えながら、最後には現世的な「救世主」を求めていた人々に見限られ、裏切られて処刑される顛末に転換点があったという発想にあるように感じました。
〈外国人〉作品を読んで

「ナイルに死す」 アガサ・クリスティー著 を読んで

「ナイルに死す」には、多くの怪しい影を持つ登場人物が登場し、それぞれが〈ポアロ〉に負けじと個性を存分に発揮しながらも、エジプト、ナイル川を舞台にそれらの人々が絡まり合っていく中で、殺人事件が起こります。
〈遠藤周作〉作品を読んで

「こころの不思議、神の領域」 遠藤周作著 を読んで

宗教者、精神学者、心理学者、農科学者と幅広い人脈との対談なのですが、遠藤周作氏はそれらすべてが、突き詰めていくと神の領域に繋がるものだと考えているように感じました。
〈遠藤周作〉作品を読んで

「イエスの生涯」 遠藤周作著 を読んで

「イエスの生涯」は、遠藤周作氏のフィルターを通して表現された「聖書」物語でした。言葉が理解できますし、私個人ではチンプンカンプンになってしまうであろうことも、解釈してくれているので、普通に物語として楽しむことが出来ました。
〈日本人〉作品を読んで

「神の計画」 芹沢光治良著 を読んで

頭で考えても理解出来ないことですが、この本の中では「良心」こそが「親神」様から預かっている部分だという解釈があったので、分かりやすく受け入れやすいものでした。
〈日本人〉作品を読んで

「阿久悠と松本隆」 中山右介著 を読んで

「阿久悠と松本隆」この二人は昭和を代表する作詞家で、私は阿久悠氏の作詞した曲が絶頂期だった頃は、まだ幼すぎて直接の記憶は少ないですが、松本隆氏がそれに続いて時代を席捲する頃の曲は、直接の目撃者だと思います。
〈漫画本〉作品を読んで

「漫画・風の谷のナウシカ」 宮崎駿著 を読んで

アニメ映画とは内容が違うところがあることは分かっていましたが、それ以上に昔の私ではうまく解釈できずに戸惑うか、「風の谷のナウシカ」に抱いていた美しい印象を傷つけられて、うぶだった私は残念に思ったかもしれません。
〈芥川龍之介〉作品を読んで

「夢」 芥川龍之介著 を読んで

色彩がある夢を見るのは神経が疲れている証拠なのだとか…実際に見たけったいな夢の記憶を綴っているのだと思いますが、夢でありながらも文豪らしさがキラリと光っているのが、神経をすり減らしているだけのことがあり流石です。
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