言葉の小槌21 word is magic 【一石二鳥 Kill two birds with one stone】

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「一つの事で二つの得を得る」私はこの発想が好きです。

「一石二鳥」の発想が好きですから、「ミミズコンポスト」を試みたことがあります。

このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。

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【一石二鳥】発想は好きですが、失敗談も多いです。|言葉の小槌21

【一石二鳥 Kill two birds with one stone】

この四字熟語は中国からきた言葉ではなく、イギリスの諺の和訳というのは意外な感じがしますが、「一つの事で二つの得を得る」私はこの発想が好きです。

一つ石を投げたら二羽の鳥に当たり、棚から牡丹餅で二羽獲ることができた、ラッキーでなんとなくズルいことをしているような風に思いがちですが、私は「どうせやるなら、一つで二つのメリットがあるように賢く効率よくしたい」といった風に捉えています。

一石二鳥
一石二鳥

実は猪突猛進に突っ走っていく質ですので、何か見落としてもったいないことにならないように、しっかり考えることも大切なのでは?と自分の為の格言のように考えているところもありますが、元来の「面倒くさがり屋」という性分と、「時間が惜しい」というのがやはり本音です。

「一石二鳥」の発想が好きですから、そのようなアイデアの事、アイデア商品などには興味が注がれる訳ですが、そのような所から以前に家庭ごみのエコな生ごみ処理方法として「ミミズコンポスト」を試みたことがあります。

南米の大型バナナ農園で天災で売れなくなった大量のバナナの処理に困り、放置したバナナの山にミミズが自然に集まってきてゴミとなったバナナを処理していく様と、その後に残ったミミズの糞がとてもいい肥料になってバナナが良く育つという発見から始まった、ミミズを使ったエコな生ごみ処理+良質な肥料として循環させる「ミミズコンポスト」の技術を知った時には、「面白そう!やってみたい」と思ったのです。

海外では積極的に取り組まれていますし、大規模なミミズを使った生ごみ処理場もあるそうなので、猪突猛進に突っ走っていく質が出てしまいました。

結論から言いますとベランダでの家庭ごみ処理は簡単にはいかず、生ごみだけどんどん入れて放置しておくだけで素晴らしい好循環が起こることにはならず、ミミズを苦しめ、自分の浅はかさを知る結果になりました。

言い訳になりますが個人的な意見では、広いお庭があれば別ですが都市向きではないと思ったことと、完全な自然でない限り技術として成立させるのなら、こちらも誠意を持って必要なことには手を惜しまない姿勢が大事なのだと思いました。

放置していても良い循環が起こるエコで画期的な事だと都合よく思っていましたし、面倒くさがり屋の私にとっては残念なことですが、「ミミズコンポスト」に関わらず何事も完全な放置で上手くいくような夢のような話は無いように思います。

人の価値観や時間間隔などが無いに等しいくらいの長い時間、宇宙レベルで完全に放置するならば話は別かもしれませんが、私が生きている時間とその中で地球からの恩恵のおかげで、こちょこちょと好きなように生きている限りは、現実的ではないように思います。

「ミミズコンポスト・ガーデンタワー」という面白い商品を見つけました。

塔のようになった植物プランターで、花や植物を植えると塔の周囲に縦型に華やかに園芸を楽しめるものですが、もう一つワクワクする仕組みがあります。

塔の中央部分を縦に貫くように筒があって、そこは「ミミズコンポスト」用の為の空間でミミズの住処になっているので、生ごみ処理機能を兼ねたプランターで、中ではミミズの糞が自然に肥料なって循環していくという、まさに「一石二鳥」のアイデア商品だと思います。

またミミズの住処と土の部分は通り抜けができるので、行き来するミミズにより土壌に空気が入りやすくなることで、根にとっても良い環境が起こるとのことです。

私の悪い癖をくすぐるには十分すぎる要素があります。

どうしようかな?

懲りもせずまたベランダで・・・

HanaAkari

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