旅の玉手箱【ラジャスターン州の丘陵要塞群】インド〈世界遺産編-7〉

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インド北西部にある砂漠地帯に〈ラジャスターン州〉はあります。この地域にある6つの城砦が2013年に世界遺産に登録されました。その一つ〈ジャイサルメール・フォート〉を訪れました。周囲が砂漠ということもあり、独特な異国情緒が堪能できた場所でした。私が訪れた時はまだ世界遺産には登録されていませんでした。
ジャイサルメール
ジャイサルメール

このブログは私がバックパッカーとして、2000年11月~約半年の間に二度目のインド・ネパールの旅で訪れた仏教聖地を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【ラジャスターンの丘陵要塞群】インドの砂漠地帯にある|旅の玉手箱 世界遺産編-7

【ラジャスターンの丘陵要塞群

インド・ラジャスターン州〈ジャイサルメール〉は、ゴールデンシティという愛称が付けられた町でした。

砂漠の中に砂岩によって造られたオアシス都市が黄土色で、強い陽に照らされて黄金色に映えるからだと思います。

特に日没の頃、夕陽に染まった〈ジャイサルメール・フォート〉の、哀愁漂う光景には感動しました。

城塞は黄昏時の魔法によってより一層、魅力を増しました。

城塞の中も自由に観光でき、人が住んでいましたが、かつては城壁の中に町があったのでしょう。

一軒の家の入口扉の横の壁に、インドらしい絵柄でゾウの絵がワンポイントで描かれていましたが、とても洒落た印象がありました。

通りには土産物を広げて商売をしている人もいたり、コブラ使いや、弓で弦を擦って音を出すインドの楽器「サーランギー」を弾く吟遊詩人もいました。

城塞も素晴らしかったですが、周辺に点在する遺跡も情緒があり見応えがありました。

ジャイサルメール
ジャイサルメール

インド・ラジャスターン州の丘陵要塞群・・・6つの城砦

ラジャスターン州の丘陵要塞の名称。

〈ジャイサルメール・フォート〉、〈クンバルガル・フォート〉、〈チットーガル・フォート〉、〈アンベール・フォート〉、〈ガングロン・フォート〉、〈ランタンボール・フォート〉。

ラジャスターン

世界遺産〈World Heritage〉とは?

「世界遺産」は「ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)」によって採択され登録された、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」のある移動不可の、文化財、景観、自然などです。

「文化遺産」と「自然遺産」があります。

1978年に最初の世界遺産が12件登録されてから、年々数を増やしています。

日本にある世界遺産第一号は、1993年に登録された「法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)」と「姫路城(兵庫県)」です。

HanaAkari

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