言葉の小槌25 word is magic 【愛しい想い】

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私の場合は「愛しい想い」が強いことに対して大きな負荷がかかった時に、顕著のようです

「人は人とは代わることはできないのは分かっているけれども、代わりたい。」

このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。

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【愛しい想い】友達と赤ちゃんと私の未来のために|言葉の小槌25

【愛しい想い】

溢れ出る感情がとめどなく沸いてくる時は、たとえそれがネガティブなことでなくても悶える程に苦しくなることがあります。

感情の波に飲み込まれそうになる程の出来事は極まれにしか起こりませんので、貴重な体験ですし生きている証ですが、息するのも忘れてしまうほどに感情が沸き上がってくる時には、何も手に着かず、何にか、誰にか、何をか、は分かりませんが「助けて欲しい」と思います。

私の場合は「愛しい想い」が強いことに対して大きな負荷がかかった時に、顕著のようです。

心から「ありがとう」と感謝の気持ちが溢れてくると涙がこみ上げますし、愛しいものとの別れや旅立ちの際などは、どうなってしまうんだろう?というくらい、思いや切なさの重さは計り知れず、押し潰されそうになります。

最近、限りない感謝の気持ちと、決別の思いと、応援の気持ちと、自分の無力さと、切なさと、愛しさとが同時に私の中に沸き上がってくる出来事がありました。

だから思いの限りをこのブログにぶつけています。

私の親友である日本在住の中国人の友が母国に帰る決断をしました。

帰りたくて帰る訳ではなく、日本で暮らしていくつもりで日本で頑張っていたけれども、新型コロナウィルスの影響で帰らざる得なくなりました。

細かくは書きませんが、もし新型コロナウィルスが無かったらこのような事にはなってはいないだろうと思うと、私にとって非常に残念でとても無念です。

何も力になれなかったことが悔しくてなりません。

紙飛行機
旅立ち

友人とは私がホテルの客室清掃の仕事を責任者でやっていた時に知り合ったのですが、コロナ前から人出不足で「もう限界だ」というタイミングで救世主のようにアルバイトにやってきたのです。

その時にやってきた二人の中国人のおかげで、危機的な状況から脱出して次をどうすれば安定した状況にしていけるのかと考える余裕も出てきた矢先、新型コロナウィルスのパンデミックが始まったのです。

私もしばらく乗り越えれば元の状況に戻るはずだと信じて頑張っていましたが、長引く状況にギブアップすることになり、そのような時にも彼ら中国人の何とか次の道を切り開いていこうとする行動力と姿勢に、疲弊しきっていた私は刺激と勇気をもらい、今こうしてブログを書いているということは、あの頃想像だにしなかったですし、救われたとしか言いようがありません。

本当にありがとう。

感謝の気持ちが止まりません。

だからそんな「命の恩人」に対して何も力になれなかったことが無念で仕方ありません。

昨年、子供も生まれ日本でのこれからの生活を夢見ていた若者達と新しい命のために、もし不都合な部分を取り換えてあげることができるのならそうしたい。

人は人とは代わることはできないのは分かっているけれども、代わりたい。

母が大病を患って闘病生活を送った末この世を去った時に、そのようなことはできないことを私は痛感していますが、それでも代わってあげられるものなら代わってあげたい。

どうか未来の希望である若者から未来の芽をつまないで下さい。

私は信じています

彼らが中国に戻っても自分たちの手で自分たちの人生を切り開いていけることを。

今はリモートでいつでもコミュニケーションが取れますが、昭和世代の私はそれでは満足できないでしょう。

近い将来、コロナ騒動が治まり海外との往来が自由になった時には、真っ先に中国に遊びに行こう、少し大きくなった赤ちゃんに会いに行こう、頑張っている友人に会いにいこう、その時のために私も私の人生を完全に建て直す。

そう自分自身と「指切りげんまん」です。

HanaAkari

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