「人間失格といわれるかもしれませんが、私は無理に人に合わせて行動することはしなくなりましたし、今はそれでいいと思っています」
私には「一々二々」もしくは「一々一二」くらいが丁度良いくらいです。
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【三々五々】数字だけの面白い四字熟語で妄想です|言葉の小槌33
【三々五々】
響きが面白い言葉で、自然と三人、五人の少人数で行動することなどを表現する四字熟語ですが、確かに学生の頃などは、集団行動の際「何時にどこそこに集合」となれば、自然と仲の良い少人数の友人らと行動したものです。
「集合場所には三々五々、学生達は集まってきました」みたいな使い方をするのだと思いますが、年齢を重ねると集団で行動する機会はほぼありませんし、私は単独行動が好きだということにも自覚があり、少人数で行動することすら縁遠くなっております。
人間失格といわれるかもしれませんが、私は無理に人に合わせて行動することはしなくなりましたし、今はそれでいいと思っています。
かつては周りの人から人間失格と思われたくなかったので無理していた部分もありましたが、どうでもよくなりました。
それよりも自分に無理することで壊れていってしまう何かの方がマイナスだと思うようになったことと、人から人間失格と思われようが、自分自身が自分を失格と思わなければ何も問題はないと、開き直ることができたのが良かったのかもしれません。
もちろん「三々五々」やもっと大勢で行動することが好きな方はそれでいいですし、それぞれの気の合ったところで、排他的にならず楽しくやれたら幸いです。
私は集団が苦手なので、大勢の場で楽しくやっている人達を見ると、時には羨ましくも感じますが、「人は人」ですので。
この「人は人」は悪くない使い方だと思います。
子供時代、親におねだりして何かを買ってもらおうとする時に「あのおもちゃ、みんな持ってるから買ってぇ~」なんて言ったものですが、決まって「人は人」の一言で片づけられましたが、こちらは嫌で嫌で仕方のない「人は人」でした。
私には「一々二々」もしくは「一々一二」くらいが丁度良いくらいです。
たとえ「一々一々」でも正々堂々と生きていける勇気が欲しいです。
もっと本音をいえば、無理なく自然と気の合う仲間が「三々五々」と少しずつでも増えていったら嬉しいです。
HanaAkari