旅の玉手箱【アルチ村】〈インド・ラダック編-4〉

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旅の玉手箱 〈インド・ラダック編〉 旅の玉手箱〈インド・ラダック編〉
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インドの〈ラダック〉はチベット文化圏、ラダック人の住む地域です。インド北部には中国から亡命してきたダライ・ラマ14世が住むチベット亡命政府のある〈ダラムサラ〉があり、共に亡命してきた多くのチベット人たちが住んでいますが、〈ラダック〉はそれとは違い、昔は独自の王国があった所です。インドの北端地域にチベット仏教文化圏〈ラダック〉があります。〈リアル・チベット〉とは親戚のような感じで、〈リトル・チベット〉と呼ばれます。私は〈ラダック・レー〉には夏期に二度、冬期に一度訪れました。
アルチ村
画像はイメージです
〈ラダック・レー〉に初めて行った時の感動が忘れられません。私にとっては魂の共感というのか?波長が合うというのか?初めてなのにとても落ち着く場所でした。合計で三度訪れることができましたが、大変貴重な出会いや経験をさせてもらいました。特別な場所です。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【アルチ村】長閑で平和な村|旅の玉手箱 インド・ラダック編-4

アルチ村】

レーから西へ60キロ程の場所にアルチ村があります。

ここにもゴンパがあります。

アルチゴンパです。

こじんまりしたゴンパでしたが、仏教美術の宝庫と言われ貴重なようです。

私はゴンパ見学もさることながら、このインダス川沿いの長閑な村がとても居心地が良かった記憶があります。

夏場でしたので、気候も良く茶色く乾燥したラダックの地にも緑が一番多く萌える時期でしたから、なおさら心地良かったのだと思います。

とりわけアルチ村は緑が多く目に付いた印象です。

のんびりとリラックスできた場所でした。

アルチ

時間があれば、目まぐるしく観光するよりものんびりするのも素敵です。〈アルチ村〉は最適な場所でした。

まだラダックを初めて訪れた時は、せっかく遠く異国の地に来たのだから観光しないといけないという気持ちが強かった時期でした。

そしてつい欲張ってしまい、観光疲れしてしまうという現象が起こり、そうなってしまうとせっかくの旅も良いのか悪いのかすら分からなくなってしまう時もありました。

ラダック 女性

そのような時に〈アルチ村〉は最適な場所でした。

観光シーズンで旅行者も多い夏の時期でも、人は少なくのんびりとした雰囲気があり、綺麗な景色を眺めながら綺麗な空気を吸って、なんとなく時を過ごすという最高の贅沢をするのにはもってこいでした。

今から思うと自由に旅しているつもりでも、根底にある日本人の習慣はなかなか変わることはなく、自ら時間に追われるようなことをしている時も多かったと思います。

時には何もかも放り出してのんびりする時間も大切なことなのかもしれません。

そんなことを思い出しました。

HanaAkari

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