
このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。
【ガパオライス】タイの屋台飯のイメージ|旅の玉手箱 食べ物編-4
【ガパオライス】
日本でもお馴染みのガパオライスですが、私がタイでよく食べた物の一つです。
バンコクの安宿街カオサンロードには西洋風のレストランが多くあり、タイの味に馴染むまではそこでよく食事をしましたが、タイ料理に馴染みだしてからは、もっぱら屋台を中心に安いタイの庶民の味を楽しみました。
私は、エスニックな味に馴染むのに少々手こずりまして、今ではとても美味しいと思えるタイの料理でも、初めの頃は空腹を満たすだけで、味を楽しむことはできませんでしたが、その頃でも比較的食べやすかった料理がガパオライスです。
料理名は知らなかったですが、屋台で食べることが殆どでしたので、どのような食べ物なのかは見て判断することができましたし、「それ一つ」と言えば注文できたので、屋台飯の存在はとても助かりましたし、重宝しました。
また旅行者向けのレストランで食べるよりも、安いのが嬉しい事でしたし、米を主体にしているので日本人には向いているように思います。
ガパオライスの他はベトナムのフォーのような麺や、お粥もよく食べました。


タイでは女性が働き者で、男性はあまり働かないらしい?そして家で料理は作らないようです。
私がよく行った屋台のおばさんは、特に愛想が良いことはなかったですが、職人のように淡々と調理して、出来上がった料理をサッと出してくれました。
屋台をやっている人や食を扱っているようなところでは、働いている人のほとんどが女性の方だったように思います。
頼りになるお母さんのような人が多いように感じましたし、噂ではタイでは男性はあまり働き者ではないと聞いたのですが、実際のところは分かりません。
ただお店でせくせく動いていたのは、ほぼ女性だったので、当てはまっている所もあったのかもしれません。
思い込みかもしれないですが、暑い国の人は女性の方がよく働くイメージですし、日本でも本当に根性のあるのは女性のように思いますので、別におかしくはないですね。

それと旅行者から聞いたことですが、タイでは家では料理をしない家庭が多いと聞きました。
食べに出るか惣菜屋さんとかで、出来上がった料理を買うのが主流のようで、確かに惣菜屋さんのような所におかずやご飯を買いに来て、持って帰る人はよく見かけました。
そういった文化なのでしょう。
世界には色んな文化があって面白いです。
HanaAkari