空想@世界一人旅【カラチャイ湖|ロシア】

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このブログは私が想像で世界旅行に行ってみる、空想旅行記です。行ってみたい国や場所は尽きませんが、実際に全ての場所に行くことは現実的でなく、様々な事情で行けない場所もあります。そんな一切の事情を無視して、空想で世界各地に飛び出してみたくなりました。

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【カラチャイ湖|ロシア】放射能汚染以上に醜い人の行為に吐き気が止まりませんでした。|空想@世界一人旅

空想旅行社は年中無休です。

しかも24時間営業。

「あんたもモノ好きだねぇ」空想旅行社でそう言われましたが、私は「死の湖、カラチャイ湖」への手配をお願いしました。

次元トンネルを抜けるとそこは、コンクリートで覆われ尽くした湖がありました。

カラチャイ湖 イメージ
画像はイメージです

「カラチャイ湖」はロシアが旧ソ連邦時代(1949年~1956年)に、核研究施設から出た放射性廃棄物を垂れ流し続けたことで、世界で一番汚染された場所になってしまった場所です。

エカテリンブルグから南に下がったウラル山脈に存在しています。

死の湖と化したカラチャイ湖には生物の影はなくなり、人も1時間で放射能被爆により死に至るほどの、まさに死の場所です。

空想旅行では肉体を持たないので、被爆の心配はないのに吐き気が止まりません。

何でもありなのかなぁ…

臭い物には蓋をしろとばかりにコンクリートで覆いつくしてしまえば、それでいいのかなぁ…

何もしないで放置するよりは、放射能汚染が広がらないように対処策としてコンクリートで湖を埋め尽くしたのでしょうが、地球は繋がっているんだけどなぁ。

綺麗な湖が見たかったです。

放射能汚染

どれだけみっともない行為を積み重ねるのかな?

空想ガイドが溜息をついたのが分かりました。

「ああ、本当に醜いですねえ、醜悪すぎます、まったく…」

「まったく…まったく…まったく…」

機械的な声色が特徴だった空想ガイドさんの声に怒りの感情がこもっているように感じるのです。

「この国は自国の領土が広いから、少々無茶しても平気なように考えているのでしょうか?まったく不愉快極まりない話です」

「どれだけみっともない穢れを積み重ねたら気が済むのでしょう、まったく…」

放射性廃棄物

身勝手な汚染、隠蔽、戦争、脅迫、もうこれ以上暴虐を積み上げないで欲しいものです。

どんなに臭い物に蓋をしても、臭すぎると誤魔化せないですよ。

吐き気を催すものが、ぷんぷん匂ってきます。

「空想ガイドさん、消臭スプレー持っていませんか?」

「あいにくですが持ち併せていませんねぇ、でもどれだけの量の消臭スプレーがあってもこの腐敗しきった匂いはどうすることもできやしない、まったく…」

空想ガイドも私もこれ以上ここに長居することは出来ませんでした。

肉体は被爆しなくても、心が被爆してしまいます。

空想ガイドさん、ごめんなさい。

空想トンネル

私の思い付きで「カラチャイ湖」を案内してくれた空想ガイドさんに感謝です。

無茶をお願いしてしまったようで、どうか心を労わってあげて下さい。

またよろしくお願いします。

HanaAkari

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