「妖精の庭」なのではないのかと推測しています。
「妖精」か何かそのようなものが見えているのではないのだろうか?と思えて仕方がないのです。
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【妖精の庭】フェアリーガーデンと小さいおじさん|言葉の小槌10
【妖精の庭】
近所でよく見かけるある小柄な男性の行動が、不思議で興味深いので空想が広がりました。
結論から申し上げますと、この方は「妖精」か何かそのようなものが見えているのではないのだろうか?と思えて仕方がないのです。
見かける度に、植栽の近くにある芝生に向かって手作業で何かやっているのですが、雰囲気がとても優しい感じで穏やかな印象を受けます。
そこは猫の額ほどの小さな囲われた「芝の庭」といった風で、その他の植物は植わっていないのですが、何かやっているんですね。
一度近くで見る機会があり、見ているのを悟られないようにそばを通り抜けてみたところ、その時は草むしりをしていましたが、公共の場の小さな芝の一角をいつも草むしりをしているのは少し腑に落ちません。
その方の「ルーティーン」なのでしょうか?特別な思い入れがある「My ガーデン」なのでしょうか?
私は「妖精の庭」なのではないのかと推測しています。
だからいつも雑草を処理してあげて、居心地の良い空間を作ってあげているのではないのでしょうか?それでしたら優しい穏やかな感じは腑に落ちます。
何か私には見えないものが見えているのではないでしょうか?
丸刈りの後頭部に「10円ハゲ」があることともなんとなく結びつきます。
「妖精」が見えるような心の持ち主だったら、現在の社会環境では生活していくことに、色々とご苦労があってストレスが掛かっているのではないのでしょうか?
いつの日か「妖精」とかと日常で共存している世界になればいいですね。
「妖精さん、ちょっとそこの荷物を運ぶの手伝ってもらえますか」「ちょっと、この書類に目を通しておいて」「あとこれ打ち込んでおいて」なんて職場も楽しくなりそうです。
そのような世界になると、今は哀愁漂う後ろ姿のあの方から「10円ハゲ」もなくなるのではないでしょうか?
今は不思議なこともいつかは当たり前になっていることもあるかもしれませんので、「魔女狩り」とか「踏み絵」といったような排他的な行為は、無い世界になってもらいたいと思います。
後日談になりますが、その方が空のペットボトルから生き物らしきものを「妖精の庭」に放していました。
妖精に友達を連れてきてあげたのかな?どうであれ独特な感性の方とお見受けします。
私はそっと影から見守っていこうと思います。
HanaAkari