「ずぼら」とは「横着をする」とか「さぼり」とか「楽する方に逃げる」みたいな意味で、母は使っていました。
「ずんべらぼう」とは「ずぼらな奴」という意味もあれば、ツルツル頭のようなツルツルした物事を意味する場合もありました。
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【ずぼら】効率の良さ?時にはずんべらぼうOK⁉|言葉の小槌125
【ずぼら】
「また、ずぼらかましてからに」
子供の頃、母によく言われました。
人によっては怒られたと表現することもあると思いますが、結構言われた記憶があります。
「ずぼら」とは「横着をする」とか「さぼり」とか「楽する方に逃げる」みたいな意味で、母は使っていました。
つまり私が、そういう子供だったのか?今でもそうなのか?ということです。
確かに私は面倒くさがり屋ですので、的を得ているところはあると思います。
反論があるとすれば「効率」を考えての行動、ということにしましょうか。
しかしあの頃「ずぼらじゃなくて、効率の良さを考えてるんですよ」と生意気を言ったとしたら、「もう~、そんな言い訳ばっかりして、ずんべらぼうなんやから!ほんまにずんべらぼうにするよ!」と脅されましたことでしょう(笑)
「ずんべらぼう」とは
「ずんべらぼう」とは「ずぼらな奴」という意味もあれば、ツルツル頭のようなツルツルした物事を意味する場合もありました。
我が家ではもっぱら「禿げ頭」という意味合いが強く、短い髪型が嫌いだった私を黙らすには非常に効果的なセリフだったので、母の常套文句でした。
つまり「ずぼらのことばっかりしていたら、丸刈りにするよ」ということです。
寒い冬の朝に着替えるのが嫌だから、コタツに潜ったままの状態で着替えたりするのが、「ずぼら」行動の一つだったのですが、この場合は効率を考えてますという言い訳は通じませんね(笑)
最近、私の生活には冬にコタツという習慣もなくなりましたので、懐かしい幸せな思い出です。
時には「ずぼら」もいいものだと思います。
HanaAkari