「私はパクチーが大好きです」
「パクチーを毎日食べていると蚊に刺されなくなるということです」
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【パクチー】独特な匂いに防虫、虫除け効果があり⁉|言葉の小槌19
【パクチー】
私は「パクチー」が大好きです。
時々、ベランダのプランターで育てた「パクチー」をうどんやインスタントラーメンに、トッピングして食べたりします。
私が「パクチー」を初めて知ったのは、ベトナムに行った時に初めて食べた「フォー」の上に薬味として乗っていた時でした。
ハノイの露店で食べたのですが、口に入れた瞬間に生まれて初めて知った味に驚きましたが、一瞬で好きになりました。
ちなみに「フォー」も初めて食べたのですが、こちらも第一印象は「めっちゃ美味しい!」でした。
「フォー」に関してはベトナム北部の方が南部のものより美味しくて、ハノイからホーチミンに向けて南下するにつれて、移動距離に比例して美味しさが低下していった印象です。
北部は中国に近いので中華料理の影響が強いからかもしれないですが、私個人の感想はフォーの美味しさは「ハノイ>ホーチミン」です。

それから以降東南アジアの国々からインド周辺の国々へと、食事において「パクチー」とは切っても切れない関係が続きました。
日本で言うところの「薬味ネギ」とか「パセリ」のような使い方で、様々な料理に薬味として乗っかっていましたが、「パクチー」は好き嫌いがはっきりと分かれる野菜のようで、食べることができない人にとっては苦痛でしかないようでした。
インドで知り合った友人は本当に食べることができず、食事を注文する時には「ダニヤ ナヒーン」と連呼していたのを覚えています。
ダニヤ(Dhania)はヒンディー語でパクチーのことで、ナヒーンはNOという意味ですので、「NOパクチー」になります。
とにかくパクチーが苦手なのでどの国に行っても、まず第一にその国の言葉で「NOパクチー」のフレーズを教えてもらうことが重要だったみたいです。
それくらいに何にでもパクチーがトッピングされていましたので、パクチー好きにはたまらないですが、忌み嫌う程に苦手な人には地獄のように感じていたかもしれません。
スリランカで教えてもらったことですが、「パクチー」を毎日食べていると蚊に刺されなくなるということです。
ある御家庭に庭先での食事会にお呼ばれした時ですが、野外ですので当然蚊がいたのですが、唯一私一人だけが蚊の餌食になった時に教えてもらいました。
綺麗な庭先で感じの良い場所だったので蚊によって不快な気持ちになったのは残念でしたが、私一人だけが蚊に集中攻撃されたという事実はもっと不快でした。
子供の頃より毎日食べていると体の内からパクチーの香りがにじみ出し、パクチーの香りが染みついた虫除け体質が出来上がるのかもしれません。
パクチーの匂いは、カメムシが外敵から身を守る時に出すクサい匂いと同じだという人もいるくらいですから、カメムシの匂いは防御物質ですから、パクチーには相当な防御効果があるのかと思います。
いずれにしても、少々パクチー好きで時々食べています程度では、「パクチーバリア」はまとえないのかもしれません。
継続は力なりですね。
HanaAkari