旅の玉手箱【カトマンドゥ】〈ネパール編-3〉

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旅の玉手箱 〈ネパール編〉 旅の玉手箱〈ネパール編〉
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ネパール国内での動き
  • ゴーラクプル
    Gorakhpur
    ネパールとの国境近くにあるインドの町。ネパールへ行くための中継地として、一泊しました。次の日にはネパールとの国境の町〈スノウリ〉まで移動し陸路で越境、そのままネパールの〈ポカラ〉まで行きました。
  • ポカラ
    Pokhara
    ネパールで初めて宿泊した長閑な山間の町です。空気がよく心地の良さは最高でした。ヒマラヤ山脈のアンナプルナ岳を眺めながら、ネパール音楽を聴き、お茶をのんびりと飲んで、贅沢に時間を使いました。日本からの友人が二人ここで合流して、旅が新たな局面に入ったのもここからでした
  • アンナプルナB.C
    〈Annapurna Base Camp〉

    アンナプルナ岳のベースキャンプまで、往復の登山トレッキングに出ました。ポカラから4泊5日の行程で行ったと思います。行きに途中の村で2泊し、アンナプルナB.Cで1泊、下山時は1泊で下りてきたはずです。結構な体験でした。

  • カトマンドゥ
    〈Kathmandu〉

    ここ好きです。素敵で魅力あるネパールの首都ですが、観光客にとっても居心地の良い所だと思います。〈ポカラ〉から〈カトマンドゥ〉間の移動途中にリバーラフティングを半日くらいやって、〈カトマンドゥ〉に行くというアクティビティプランがあったので、リバーラフティング後、日暮れ近くに〈カトマンドゥ〉に到着しました。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【カトマンドゥ】素晴らしき文化と人々|旅の玉手箱 ネパール編-3

【カトマンドゥ

〈カトマンドゥ〉は私にとっては居心地の良い、めちゃくちゃに好きな要素が集約されている町でした。

インドを旅するバックパッカーにとって、ひと時の避難場所とさえ言われていました。

「インドに疲れたらネパールに行け」という言葉が、よく交わされたものです。

ただ、嬉しいのはインドのような独特の雰囲気も多分にあり、ヒンドゥー教文化とチベット仏教文化の混血のようなところが、ネパールの魅力でした。

生活する人々の容姿もインド人のような人から、日本人に似ているアジア系、そのミックスのような人が混ざり合っていました。

人々は勤勉で人がいいのでインドと違い、少ない警戒心で過ごすことができるのも気楽で、食事も美味しく、山の国ですから寒い時期もあるので、安宿にもホットシャワーがありましたし、魅力的なお土産屋が狭い通りに並んでいて活気があって楽しいし、とにかく魅力に溢れた場所でした。

カトマンドゥ

食事も日本食が食べられるレストランがあり、その味は日本と同じで、インドのバラナシのレストランにあった名前だけ日本食のものとは、クオリティーの差は歴然でした。

インドで疲れた時には、ネパールで充電するという意見には、私も納得でした。

古くからの文化的な魅力も、ネパールのチャームポイントだと思います。

ネパール人は手が器用なんでしょうか?細かい彫刻が素晴らしかったです。

ネパールの文化が面白いのは、ヒンドゥー教とチベット仏教の両方の要素があるので、単純に二倍、掛け合わさって、もっともっと倍増しているところだと思います。

特に〈カトマンドゥ〉と周辺の古都の様相には、伝統的なものや工芸品が好きな私にとっては宝の宝庫でした。

それがちょっと散歩がてら見られるのが、自然と観光をしていることになるのも、〈カトマンドゥ〉の魅力でした。

ついつい色んな物を買ってしまいましたが。

カトマンドゥ

〈カトマンドゥ〉近郊も含めて観光した所について

町の中を散策しているだけで十分魅力的だった〈カトマンドゥ〉ですが、近郊も含めて観光も存分に楽しめました。

〈ダルバール広場〉 2015年のネパール地震で被害が甚大だったのは残念ですが…

ダルバール広場

安宿のある辺りから少し歩けば〈ダルバール広場〉に着くので、よく散歩がてら行っては古い建造物の上の方に腰掛けて、ただぼんやりとしていました。

そうやっていると不良のネパール人が近寄ってきて声を掛けてきましたが、適当になんとなく対応していました。

不良はガイドもするらしく、絶対に損はしないと言い張るので、一度ガイドをしてももらうことにしたのですが、これが不良の人相に似合わずの大正解でした。

通常、外国人の旅行者は通ることがないような、裏路地の抜け道なども案内してくれて、とても面白かったです。

〈ダルバール広場〉周辺の古い入り組んだ街並みを散策しながらのガイドでした。

細い路地が抜け道になっているようで、扉の向こうに路地が続いていたり、住居と思われる家の中庭を通り抜けたり、路地と古いレンが造りの家とで迷路のような秘密のアジトを形成しているようでした。

あの路地探検が出来たことは不良に感謝でした。

もちろん不良と言っても、根から腐っているような人でなかったからガイドに同意したのですが。

〈クマリ〉 生きた女神の文化は独特です。

ダルバール広場

〈ダルバール広場〉の一角に〈クマリの館〉がありました。

〈クマリ〉とは特別な条件を満たした少女が、生き神としての「お役」を務めている女神のことです。

初潮が来るまでの間、大半の時間を〈クマリの館〉の中で過ごすようです。

存在自体がありがたく、尊いのが〈クマリ〉でした。

稀に窓から顔を出すというので、一度は拝見しようと思い、お顔を拝見できたので幸運をお裾分けして頂きました(笑顔)

〈ボダナート〉 巨大仏塔の「ブッダアイ」がクールです。

巨大なストゥーパ(仏塔)には迫力と、私には心が落ち着くような印象がありました。

ネパールのお土産品のデザインでもよく目にする、永遠の真理を見通しているかのようなクールな「ブッダアイ」は、素敵なデザインだと思います。

あの目には悟りの境地から、全てを見通されているような感じがあり、あまり直視すると碌でもないことが見透かされそうだったので、なるべく目を合わせないようにしていました(笑)

ボダナート

〈パシュパティナート〉 火葬場もあるヒンドゥー教寺院。

パシュパティナート

ヒンドゥー教の火葬スタイルは、インドの〈バラナシ〉に同様でした。

遺体は井形に組んだ木に乗せられ火葬され、遺灰は川に流されるのですが、火葬場は誰でも見学できるところに、私のそれまでの感覚ではカオスがありました。

キャンプファイヤーのような井形が燃え盛る中、炎と煙の中に遺体が見え隠れするのですが、ポトリと腕が落ちるのを見た時は…あの場を立ち去るきっかけになりました。

人生経験として見学できたことは良かったことだと思うのですが、敢えて何度も見たいものではありません。

パシュパティナート

〈バクタプル〉 カトマンドゥから12キロ程離れた場所にある古都。

バクタプル

カトマンドゥから日帰りで観光に行きました。

カトマンドゥのダルバール広場と似たような古い建造物が、独特の魅力を放っているが素晴らしかったです。

カトマンドゥよりも人が少ないので、落ち着いた感じがありました。

古都の佇まいはなぜあれ程に魅力的なのでしょうか?

バクタプル

HanaAkari

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