旅の玉手箱【チェンナイ】〈南インド編-6〉

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旅の玉手箱 (タミルナドゥ) 旅の玉手箱〈南インド編〉
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インド国内での動き
  • コロンボ
    〈Colombo〉
    素晴らしかった〈スリランカ〉から、インドに戻る飛行機に乗りました。目的地は〈チェンナイ〉です。
  • チェンナイ
    〈Chennai〉
    一ヶ月ぶりにインドに戻りました。南インド巡り再開でした。
  • カーンチープラム
    〈Kanchipuram〉

    ヒンドゥー教寺院が多くあり、古都特有の佇まいがありました。タミルナードゥ州では〈ゴープラム〉という巨大な塔のような門がとにかく目立ちました。

  • マハーバリプラム
    Mahabalipuram〉

    世界遺産にも登録されている遺跡群が砂地の上に多く点在していて、見どころが多かったです。雰囲気も良かったです。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【チェンナイ】マドラスの砂浜の光景にて|旅の玉手箱 南インド編-6

【チェンナイ

私が〈チェンナイ〉を訪れた時は、かつての呼び名〈マドラス〉の方が馴染みがありましたが、今では〈チェンナイ〉の方がすっかり本来の呼び名を取り戻したように感じます。

スリランカから南インド〈タミルナードゥ州〉の大都市〈チェンナイ〉に移動したので、久しぶりに大都会の喧騒の中に戻ってきたのですが、北インドのように外国人観光客を見ると近寄ってくるインド人はいませんでした。

とりたてて観光をした記憶は思い出せないのですが、唯一砂浜の記憶だけが残っています。

インド洋に面した〈チェンナイ〉の町をぶらぶらと散歩していると、海岸線に出ました。

道路から海に向けて、幅の広い砂浜が広がっていて、水辺はずっと向こうの方ではっきりと見えませんでした。

波打ち際まで行ってみようと思い、海に向かっていくと人の姿が多くなり、暑い南インドのことですから水辺で涼をとる為か、人が多くいて自然の気よりも人の気の方が勝っているような所でした。

砂浜というと白い砂浜、静かに打ち寄せる波、水着姿ではしゃぐ人々を想像しがちですが、あの砂浜はそういったリゾートビーチとは違って、インドの町がそのままビーチになったような、いかにもインドらしい砂浜でした。

あまり綺麗とはいえない色の砂、愛想の悪い野良犬が拗ねたようにうろついていておっかなく感じ、人混みの苦手な私には、灼熱の人だらけの砂浜にめまいがしたのを思い出します。

砂浜 インド

今よりもずっと寛容さがなかった頃の身勝手な感想ですが、お世辞にも素敵だとは思いませんでした。

打ち寄せる波も高く、海も綺麗な印象を持ちませんでしたし、波打ち際で波と追いかけっこをするインド人はいても、海水浴を楽しんでいる人はほとんど見かけませんでした。

海辺の環境以外にも宗教的な事情もあるのかもしれませんが、水着姿できゃぴきゃぴはしゃいでいる人がいる、ビーチリゾートとは毛色が全く違いました。

ただそこは海岸線が人工的に整備されていなかったと思いますので、ビーチと呼べる所だったと思います。

軽食や飲み物を売っているカート販売をする人々も商売に精を出していましたので、インド流の海岸線の光景はそれはそれで、地元の人々に愛されているのだと思います。

カート販売 インド

〈タミルナードゥ州〉の南インドの定食「ミールス」は、非常に美味しかったです。

ミールス

「ミールス」とは南インドの庶民の定食で、北インドの「ターリー」のようなものです。

違いは主食が米は小麦かという違いです。

南インドではお米が主食なので、米文化で育った私には「ミールス」はとても気に入りました。

お米も細長いインディカ米ではなく、ふっくらと丸みを帯びた日本の米に近いタイプだったので、なおさらです。

〈タミルナードゥ州〉で食べたお米には、炊いた白米だけで美味しいと感じる感覚がありました。

セットメニューのカレーやおかずも〈タミルナードゥ州〉の「ミールス」は他の州と違い、抜きん出て美味しかった印象です。

食文化は伝統や豊かさなどの地域性で違ってくるのだろうと思うのですが、美味しい食に出会うと幸福を感じます。

〈タミルナードゥ州〉の「ミールス」最高でした。

HanaAkari

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