旅の玉手箱【マンドゥ】〈中央インド編-4〉

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旅の玉手箱 〈中央インド編 旅の玉手箱〈中央インド編〉
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インド国内での動き
  • アウランガーバード
    Aurangabad
    ここから汽車で〈オームカレシュワール〉に向かいました。
  • オームカレシュワール
    〈Omkareshwar〉
    マディヤプラデーシュ州〈オームカレシュワール〉はヒンドゥー教の聖地です。川の中州が小島になっていて、その形が聖音「オーム」の形になっているとのことで、特別な場所として崇拝されていました。〈オームカレシュワール・ロード〉という田舎駅で降り、ローカルバスで少し距離がありました。
  • マンドゥ
    〈Mandu〉

    野にさらされた遺跡が点在している長閑でいい所でした。面白いのはバオバブの木が自生していることでした。誰かがアフリカから持ってきたバオバブの木がこの地域に広がったそうです。

  • ウッジャイン
    〈Ujjain〉
    三年に一度のヒンドゥー教の大祭〈クンブ・メーラ〉が行われるヒンドゥー教の聖地。〈マンドゥ〉から〈インドール〉に行き、そこから北へ少しの距離でした。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【マンドゥ】廃墟とバオバブのある景色|旅の玉手箱 中央インド編-4

【マンドゥ

〈マンドゥ〉は、かつてイスラム王朝の都として栄えた所ですが、時は移り変わり今では栄華を誇っていた時の遺跡が廃墟となって点在し、自然の一部として溶け込んでいたのがとても趣がありました。

「夏草や兵どもが夢の跡」

まさにそんな情緒がありました。

都だったとは想像できないのどかな村で、とてものんびりした雰囲気でした。

マンドゥ

ここで久しぶりに旅行者と出会いました。

日本人男性バックパッカーのOさんでした。

しばらくの間、日本人を含め外国人旅行者とも顔を合わせることが無かったので、話に花が咲きました。

日中は観光に対する意欲が違いましたからお互いに好きなように過ごし、夕食を共にしたのです。

Oさんは自転車を借りて遺跡を一生懸命に巡っていましたが、私はブラブラと適当に歩いて散策を楽しみました。

田舎の景色、空気、とても心地よい場所でした。

マディヤプラデーシュ

この村の変わった特徴は、〈バオバブ〉の木が自生していることでした。

アフリカ原産の〈バオバブ〉の木が自生している理由は、昔に誰かがアフリカから持ち込んだ〈バオバブ〉が、この地に定着したとのことです。

乾季と雨季がはっきりと分かれていることとか、気候が似通っているのだろうと思います。

バオバブ
バオバブ

〈バオバブ〉の実はラムネ味⁉ インドの〈バオバブ〉エピソード。

私が〈マンドゥ〉に行った時期は乾季でしたので、〈バオバブ〉の木には葉がまったく無く、まるで枯れているようでした。

ガイドブックに〈バオバブ〉の実は食べることができて、ラムネのようだという記載があったので、早速ですが〈バオバブ〉の実を手に入れることにしました。

青空の下、路上で売られていましたので簡単に手に入り、初めて食べる食材に胸が躍りました。

ゲテモノ感も無いのも挑戦しやすい要素でした。

バオバブの実
バオバブの実

乾燥した実を割ると、中の実は白くその中に大きな種がありました。

食べるのは乾燥した白い果肉部分とのことで、それがラムネということでした。

色目と質感は確かにラムネに似ているといえるものでしたが、味はというと「そうとも言えるかも⁉」といった風なのが私の感想です。

そう言われればそうとも思えるといった、遠からず近からずといった具合で、食べれないことはないけれども、ラムネのようにドンドン口に入れようとも思えない、そんな感じでした。

だけど栄養があって体に良いなどの宣伝文句が付けば、普通に食べれてしまう気はします。

バオバブの実
乾燥したバオバブの実

余談ですが、中の種を日本に持ち帰り鉢に植えてみたら発芽して、暖かい間はみるみると大きくなったのですが、冬になり枯れてしまいました。

日本で育てるには勉強が必要だと思った次第です。

HanaAkari

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