待ち人とはキーパーソンを指すようですが、人生において自分にとって影響の大きい人と出会うようなことを「待ち人きたる」と、神様からのお言葉として頂けるのは幸いなことです。
「待ち人」はどうしても、心から待ちわびている大切な人をイメージしてしまいますね。
どれほどにも待ち遠しい気持ちを表現する時に、「一日千秋の思い」という美しい言葉があります。
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【待ち人きたる】おみくじで嬉しい天からのお言葉|言葉の小槌119
【待ち人きたる】
おみくじに「待ち人きたる」と出ると、「よし!」と嬉しく思う項目です。
待ち人とはキーパーソンを指すようですが、人生において自分にとって影響の大きい人と出会うようなことを「待ち人きたる」と、神様からのお言葉として頂けるのは幸いなことです。
広いくくりでは、自分にとってのキーパーソンになる人が全て「待ち人」になりますが、やっぱり初めに「大切な人」を思い浮かべてしまうのは、人間のさがだと思います。
期待している欲しい連絡があったり、会える機会があれば心躍るものです。
「待ち人」はどうしても、心から待ちわびている大切な人をイメージしてしまいますね。
待ちわびていたことが実際に叶った時の喜びは、天にも昇るような気持ちになりますし、待っている時間が長ければ長い程、その時の喜びもひとしおでしょう。
待ち人望むです。
「一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)」
どれほどにも待ち遠しい気持ちを表現する時に、「一日千秋の思い」という美しい言葉があります。
一日が千の秋を巡るかのように長く感じる程に、とてつもなく長く感じる程に待ち遠しく思うなんて、素敵じゃないですか。
千年と言わないところに味わい深さがあるように思います。
秋という哀愁の季節を千回も経験する程に長い時間待ちわびる人の回りには、センチメンタルな落ち葉がどれだけ降り積もることでしょう。
肌寒い風の中、赤や黄色に色付いた葉が淋し気に宙を舞うこと、千たび。
もう自然と同化して石になってしまうかもしれません。
そんな状態でも「待ち人きたる」ことになれば、万の春が訪れたような気持ちになるのでしょう。
雪解けの清らかなせせらぎ、小鳥のさえずり、咲き誇る色とりどりの花に香しい芳香、うららかな春の日差しはキラキラと輝き、天使はラッパを吹くのです。
待ち人きたれ。
HanaAkari