淡路島には「阿波踊り」もあって、大人になるまで「阿波踊り」は淡路島の祭りだと思っていたのですが、本場は徳島県でした。
「和装におけさ笠姿は妙に色っぽいので、そのような効果も考えられたデザインという気がします」
このブログは言葉から連想したことを自由に書いています。時に勇気や喜びをもらえたり、慰められたり、癒されたり、言葉には力があるように思います。そんな素敵さや楽しさを少しでも表現できたら幸いです。
【淡路島】おのころ島の夏祭りは花火に阿波踊りも|言葉の小槌31
【淡路島】
「淡路島」は「おのころ島」と呼ばれ、日本の国生み神話では一番最初にできた島とされていますが、私にとっては素朴で心の落ち着く故郷の島です。
育ったのは大阪ですが、母方の祖母が淡路島に住んでいた関係で、私は淡路島の洲本市にある病院で産声を上げたようです。
小学生の頃は夏休みの大半は祖母の家で過ごしました。
猫の額ほどの小さな長屋の一室でしたが、私にとっては心の故郷です。
夏祭りがあり、海の向こうに上がる打ち上げ花火が見られることがとても嬉しかったですし、今思うと大変贅沢な環境での花火鑑賞だったと思います。
淡路島には「阿波踊り」もあって、大人になるまで「阿波踊り」は淡路島の祭りだと思っていたのですが、本場は徳島県でした。
昔、「阿波の国」と呼ばれていたことからの「阿波踊り」だと知った時には納得でしたが、なぜか少し残念な気持ちでした。
淡路島は「阿波への路の島」ということで、こちらも知った時にはなるほどなあと思いました。
歴史的背景があっての淡路島の阿波踊りでしょうが、とても素晴らしい伝統ですので、これから先も繋いでいって欲しい文化です。
あの「お囃子」の思わず足が動き出してしまいそうになるリズムは、細胞レベルからの躍動します。
阿波踊りには男踊りと女踊りがあると聞いた記憶があるのですが、阿波踊りの醍醐味はなんといっても、女性が半月型の蓑笠をかぶってチャンチャチャカ、チャンチャチャカと頭の上で手を動かしながら、小幅のステップで少しづつ進んで行くところなのではないでしょうか?
あの蓑笠の形の発想はどこから出てきたのでしょうか?ものすごく魅力的ですが、昔、田植えの時などに使用されていた実用的なデザインなのか?それとも祭りのために特別にデザインされたものなのか?
調べてみると「おけさ笠」というみたいです。
和装におけさ笠姿は妙に色っぽいので、そのような効果も考えられたデザインという気がします。
淡路島名産の玉ねぎは美味しいと評判ですし、最近ではパソナグループが地方創生をテーマに淡路島で色々とチャレンジしていますので、素朴なのに熱い島としてこれからもっと有名になってもらいたいです。
今では明石海峡大橋を通って京阪神地区から気軽に行ける島ですので。
私はただ淡路島で生まれただけですが、淡路島が好きなので応援しています。
海の幸も最高に美味しいですし。
HanaAkari