【着込んで寒さを凌ぐ】目から鱗のバックパッカー的、節約生活?

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節約 目から鱗のバックパッカー的節約生活?
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二年以上の間バックパック一つに入る持ち物だけで過ごした経験を日本での生活に応用できれば、節約、サバイバル、節制した生活に役立つかもしれないと思いました。

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【着込んで寒さを凌ぐ】十二単のように重ね着をする⁉|目から鱗のバックパッカー的、節約生活?

【着込んで寒さを凌ぐ

インドは暑いというイメージを持つ方は多いのではないでしょうか?

大まかにはそんな感じで間違いはないのですが、インドの北部地域は冬の時期には、気温も下がり寒いと感じる時も多かったです。

そもそも暑い時期が長いので、着る物は薄い生地のものしか持ち併せていませんし、バックパッカースタイルの貧乏旅行ではシャワーからお湯が出るなんてことなどからは無縁でしたので、時には水だけのシャワーが苦痛に思うこともありました。

インド人の大半は体を洗う時にお湯を使うということに対して、イメージすることも無いのだろうと思います。

それは東南アジアの暑い国々でも同じようでした。

インドでは暑い時期を過ごす期間が長かったので、通常は水の方が気持ちが良いのですが、一年の内である一定の短い冬の期間だけは、お湯が恋しくなったものです。

またそのような場所でしたので当然、暖房設備などはありませんでした。

気温は低く寒くても部屋を温めるということはできませんので、ただ服を着こんで凌いだのでした。

薄いウィンドブレーカーを羽織り、さらに一枚の大きな布をマントのように羽織り、安物のスカーフをマフラーのようにしたり、多くのインド人がしていた方法を真似ました。

スカーフ インド人

インド人が言うには寒さを凌ぐ時には、「首と耳を暖かくするのがコツだ」ということで、インドの人々がスカーフを使って耳と首を覆っているのを多く見掛けました。

ただ足先はビーチサンダルなのが面白いところでした。

耳や首はスカーフで防御しているけれども、足先は素足にビーチサンダルという姿には可笑しさを感じました。

寒いと言っても日本程に本格的な冬がやってくるわけではないので、それでも大丈夫なのでしょうが、私は結構寒かった印象がありますが…面白いです。

しかし耳や首元を温めるのは、マフラーや耳当てを使用すると暖かいので、理に適っていることだと思います。

フードを被るだけでも随分と違いますので、改めて考えてみると不思議なのですが、人間の知恵ですね。

ただ冬の時期にインドの最北部にあるリトルチベットと呼ばれるラダック地方に行った時には、標高3000メートル以上の場所でしたので、氷点下の世界でしたから笑っていられませんでした。

機能的な服は日本から送ってもらったダウンジャケットとカシミヤのセーターだけでしたので、そこにネパールで買った毛糸の帽子や靴下、セーター、手袋などを何重にも重ね着して過ごしました。

重ね着

約一カ月くらい滞在しましたが、その間一回も入浴はしませんでした。

というよりも出来ないというのが正確です。

寝る時もずっと同じ服を着こんだまま、薄い寝袋に入り借りた毛布を何枚も重ねて潜り込んでいました。

着込むことで寒さは結構凌げると思います。

光熱費を節約するには部屋全体を暖めることを諦めて、服を着こむことでやり過ごす方法もあるのはありますね。

真冬でも暖かい部屋で快適に過ごすのは嬉しいことですが、全体を暖めるにはエネルギーを多く使いますので、着込んでコタツに入るのも賢い手段かもしれません。

北海道とか寒い地域は別として、日本の家は寒さに対しては厳重な造りにはなっていなかったので、コタツのような文化が生まれたのでしょう。

「温故知新」という言葉もありますので、古き文化を改めて見直してみるのもいいかもしれません。

私の子供の頃は冬の定番スタイルは袢纏(はんてん)を羽織ってコタツに入り、みかんを食べるといったものでした。

コタツ

いつしかコタツは場所を取るし、コタツ布団から埃も出るし、掃除がしにくい等の理由で、敬遠されてしまったように思います。

でも最近では机タイプのコタツもありますので、椅子に座りながら、コタツと共に作業をしたりできますので大変便利です。

実は私は使っています。

机タイプのコタツとウルトラライトダウンのジャケットですね。

暖かくなれば布団を外すと普通の机になるだけですし、部屋のインテリアの邪魔をしないように思いますので気に入っています。

可能?不可能?

無いなら無いで何とかなりますし、何とかしないといけないので嫌でも知恵を絞ります。必要な分が確保できれば幸いです。

バックパッカーを長くしていると、一つのバックパックに入る荷物の量には限りがありますので、必然と荷物の量を調整しないといけませんでした。

重いと背負って移動する時には大変苦労しますので、だんだんと私のバックパックの中身は洗練されていきました。

最低限必要な物だけに削ぎ落とされていきましたが、旅行中にはまったく不自由に感じることはありませんでした。

変人バックパッカーの中には行きついた先がバックパックも持たないスタイルの人もいました。

スーパーのレジ袋一つで旅をしている人がいました。

その方、日本人でした。

私はそこまでのことは出来ませんでしたが、日本に帰ってきた時に実家に戻った際には、「なんて物が多いんだろう」と思い、凄く居心地が悪かったです。

バックパッカー

沢山持っていた服なんかは、海外の必要としている人々に送る活動をしていたボランティア団体に、大半を引き取ってもらいました。

ただ日本での生活は、バックパッカーの時のようにはいかないということをもう少し考えれば良かったという反省もありました。

思慮が足らずに突っ走った結果、後になってから少し不自由を感じましたので、ちょっとやり過ぎだったなと思ったのですが、物は生活に必要な最低限度があれば、実際にはそれで足りているのは確かなことだとは思います。

程度の問題がありますが、自分がどこで線を引くかということで全てが変わり、どうにでもなるのかもしれません。

選択

HanaAkari

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