旅の玉手箱【インド人対中国人】〈インド雑学編-35〉

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このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【インド人対中国人】世界最強2つの人種の独特さ|旅の玉手箱 インド雑学編-35

【インド人対中国人

私がインドや東南アジアの国々を旅していた頃は、日本人のバックパッカーは多く、とんでもない経験をした人や、新婚旅行で世界一周をしている夫婦、自転車で世界を巡っている人、もの凄い数の国々に行った経験のある人、もう何年も日本に帰らずにバックパッカーとして放浪している人、本当に色んな楽しい旅行者と出会いました。

そのような方々が口を揃えて言ったのが、「世界中を見て来たけれども、インド人と中国人よりも強烈な人種はいなかった」ということがあります。

観光地などはそれぞれの国に魅力はあるものの、人間として驚かされるのはインド人か中国人だということです。

それほどに癖の強い二つの国の人種が、世界で一番目と二番目に人口の多い国だというのですから、結構衝撃的なことでした。

インド人と中国人ではタイプが違うユニークさがあって、どちらかに優劣をつけることは出来ないけれど、とにかくあの二大国ほど独特で刺激的な人種には会ったことがないというのです。

私はインドにハマってしまったくらいですから、インド人の独特さは身に沁みて知っています。

もちろん日本人の私から見た感覚ですから、向こうからはまったく別の考えがあるのでしょうが、私のインド人感は「ムカつくけれども、憎めない人々」といった風です。

まあ、腹の立つことは多かったですし、いい加減さやルールを守らないルーズなところ、ズルいところなどが、どうしても先行して出てきますが、憎めないのですね。

その部分だけを考えると、インドに魅了される訳が無いはずなのに、私はインドという国に心の底から魅力を感じたのでした。

地球儀

一方、中国はというとルールを守らない等、インド人と似通った部分も多かったようですが、個人的には中継として僅かしか立ち寄らなかったので、強烈なカルチャーショックを受けることはありませんでした。

むしろ路頭に迷った時に親切に助けてもらったりして、本当に助かりましたし。

日本で知り合った中国人の友人にも、大変お世話になり色々と助けられたので感謝しています。

私は政治の面では中国は好きになれませんが、個人的には印象は悪くありません。

友人は中国に帰りましたが、おかしな事態が起こっている世界情勢や、歪な政治、暴走などで苦労することが起こったとしても、日本で観た「鬼滅の刃 無限列車編」の映画を思い出して、頑張ってもらいたいと願っています。

インド人の中国人を見る目は、好ましくない敵対視があったように思います。

衛星写真 地球

インドを旅している間に感じたのは、大雑把に言えばインド人は中国人のことを嫌っている印象を受けました。

両国の間に領土問題がくすぶっていることや、インドにはチベット亡命政府があり、ダライ・ラマ14世を始め多くのチベット人がインドに亡命して暮らしている現実など、ネガティブなことが目立ちますからよろしくないのでしょう。

人口数やこれからの経済発展のことで、この二大国はよく比較されますが、両国ともに周囲の意見に扇動されないでもらいたいものです。

そういう面では両国とも大丈夫なような気がしますが………それ程に「我が道を行く」印象が強い、二大国です。

ただ政治になると変なことがまかり通ってしまうこともあり心配ですが、インド人も中国人も個人レベルでは、どこ吹く風の如く過ごしているような気もします…

それくらい自分の身は自分で守るという意識は、日本人が想像する以上にしっかりとしているように思います。

そういった意味ではこの二大国は、似ていないようで似ているのかもしれません。

HanaAkari

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