旅の玉手箱【入国検査で別室行き】〈アクシデント編-14〉

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このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【入国検査で別室行き】麻薬探知犬に察知され|旅の玉手箱 アクシデント編-14

【入国検査で別室行き

日本を出発した時は、日本に戻るのがまさか二年二か月後になるとは想像もしなかったのですが、日本の地に再び足を付けることが出来た時は少し安堵したと思います。

しかし、少し長くなったバックパッカーの旅から日本に帰国した際には、すんなりと入国させてもらえなかったのです。

インドのデリーからタイのバンコク経由で成田空港に到着しました。

飛行機を降りる時になって、同じインド帰りの男性バックパッカーがいたので、流れから軽く話をしながら一緒に飛行機を降りました。

その旅行者とは全くの初対面でしたが、共にインド帰りというよしみから自然と行動を共にしながら、搭乗する時に預けたバックパックが出て来るのを待ち、その後入国の手続きに向かいました。

麻薬探知犬が真面目に勤務に取り組んでいましたが、私は清廉潔白とは言えず叩けば埃も出たでしょうが、その時は大丈夫な自身はありました。

ボディーチエック

しかし、私とたまたま知り合ったインド帰りのバックパッカーの二人は、別室に連れて行かれる羽目になりました。

そこで着衣や荷物の中身を全てぶちまけて調べられることになったのですが、一体私の身に何が起こっているのだろうか?と思い、困ったものでした。

到着口には友人が迎えに来てくれているはずだったので、それも気になるし…

確かに私の身なりは日本では小汚く見えるものだったでしょうが、それでも一応帰国に合わせてインドの路上で売っていた、それなりに見栄えのマシなネルシャツでばっちり取り繕っていましたし、そこそこ気に入っていたのですが…

やはり長期間海外で過ごしたバックパッカーは怪しまれる対象だったようです。

そこで分かったのは、たまたま一緒にいたインド帰りのバックパッカーのバックパックにチャラス(大麻樹脂)のカケラが付いていたのを、麻薬探知犬が嗅ぎ取ったということでした。

それ以外に荷物からは何も出てこなかったので、そこで解放してもらえたわけですが、私はその初対面のバックパッカーの友人だと思われたみたいでした。

とんだ巻き込み事故でしたが、それもちょっとした旅の彩りになりました。

「麻薬探知犬」の動向からはどのように察知したのかは分かりませんせした。

麻薬探知犬

麻薬探知犬が到着した人々の間を巡って、匂いを探っているのを見ていましたが、例のバックパッカーの前で、激しく吠えたり、特殊な動きをしたような印象が無かったので、犬はどうやって係員に黒だということを伝えたのかが分かりません。

何かしらの合図があるのでしょうが、どの人にも同じような素振りだったように思うので、きっと上手く調教されているのでしょう。

侮るなかれ犬の嗅覚と学習能力だと思います。

HanaAkari

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