旅の玉手箱【鵜呑みにすると驚愕インド人】〈インド雑学編-31〉

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このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【鵜呑みにすると驚愕インド人】えっ、嘘やん|旅の玉手箱 インド雑学編-31

【鵜呑みにすると驚愕インド人

インドの人はこちらから道を尋ねた際に、「分からない」とか「知りません」と返答することがなかったです。

それは凄く博識で親切丁寧だというのではありません。

このことに気が付くまでに、どれだけ振り回されたことでしょう。

道を尋ねたら親切に説明してくれるので、ありがたく言われた通りに行ってみても一向に目的地に辿り着けず、まるで出鱈目なのです。

町の中で道に迷う程度ならまだ可愛いのですが、やってきた汽車が私の乗る汽車かどうかを尋ねた際も、自信満々で「そうだ」ということだったので、乗ったら最後、全然違う方向に行く汽車だったこともあり、ひどく焦ったこともありました。

そうして何度も同じ結果になることを繰り返しながら「また、嘘つかれた」「嘘つきだらけだ」と、悪しき心の声が大きくなってくれば、嫌でも本気で考えるようになりました。

まず、同じ失敗をしないためには、「自分がもっとしっかりしないといない」「人に聞けば嘘ばかりで、当てにないものに頼るのが間違いだ」というのが第一歩目でした。

やがてこの「嘘をつく」という感情は間違っていることに気が付きます。

騙してやろうという気持ちから、嘘八百を答えているのではなく、インド人は知らない時に「分からない」とか「知りません」と返答しないんだ思ったのです。

というのも汽車のことは駅員に聞けばちゃんと教えてくれましたので、尋ねたことに対して相手が知っている場合には、普通に返答してくれたのでした。

おそらくインドの人は親切心や気遣いからか?相手に悪いと思うのか?恥だと思うのか?何かしらの理由から「分かりません」は返答の中に含まれないのだと思います。

インド

日本の常識で物事を考えると、インドでは腹が立つことが多かったです。

もし私が日本で誰かに道を尋ねられたら、分からない場合は「分かりません」「知りません」と返答します。

もちろん分かることは分かる範囲で答えますが、これが大半の日本人の感覚ではないでしょうか?

その感覚があるからインドでインド人に道を尋ねた際には、意識もしないままそのような展開になると思っていた訳です。

そしたら親切に教えてくれたのが、「大噓」だった出来事になり、何度も同じ目に遭うと、「嘘つきだらけ」になってしまい、なんて「不誠実な人たち」だと、胸糞が悪くなったのでした。

ただそれは私の常識から見るとそうだっただけで、インド人からすると親切心だった可能性が強いのです。

とにかくインドは日本の常識で考えると、「全然なってない」「あり得ない」「信じられない」「ムカつく」と思ったことが本当に多くありました。

インド人

細かい事をすべて挙げるとキリがないですが、その大半が人種や文化の違いから生じる常識の違いからの誤解なのかもしれません。

例えば、汽車が遅れてくるのは当たり前だということも慣れれば、その体で動くようになるものです。

また当時インドの映画館では、大声で盛り上がってうるさい、劇場の中で煙草を吸う人がいるとか、日本では考えられない光景がありました。

それなんかも当時喫煙者だった私には、映画館の中で映画を見ながら喫煙できるのは快感でした。

郷に入っては郷に従えです。

しかし、本気で激怒したことも何度かありましたが…(笑)

HanaAkari

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