旅の玉手箱【三大カーン】〈インド雑学編-14〉

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このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【三大カーン】燦然と輝く3スター|旅の玉手箱 インド雑学編-14

【三大カーン

インド滞在中にインド映画の魅力に憑りつかれた私は、機会があれば映画館に行きボリウッド映画を見たのですが、タイムリーな新作以外にも流行った映画はよくリバイバルされていましたので、見たことのない映画を上映している映画館を見つけると、嬉しかったものです。

そのような作品は必ずといっていいほど素晴らしい映画で、見る度にインド映画に感動しました。

そういった人気の映画の男優は決まって、〈シャー・ルク・カーン〉が主役を演じていました。

凄まじい人気で、インド人からの崇拝ぶりが半端でない超大スターでした。

インドの男優の人気は息が長く、人気というよりも崇拝という言葉が似合っているように思います。

知り合ったインド人が、ボリウッドには三人のカーンのスターがいると教えてくれました。

〈シャー・ルク・カーン〉〈サルマン・カーン〉〈アミール・カーン〉

「三大カーン」として、インド映画界に燦然と輝く金字塔を打ち立てたのは間違いありません。

人々の間では「どのカーンが好きか?」そんな会話が交わされていたことでしょう。

〈カーン〉の姓はイスラム教徒だとも教えられました。

ヒンドゥー教徒にはカーストという古来から続く階級制度があるため、人目につく映画俳優のような仕事は身分の高い人以外はなれないとのことで、そういった事情から俳優にはイスラム教徒が多いのだと聞きました。

ムンバイ

三人の〈カーン〉について、それぞれ。

私がインド滞在中に見たインド映画での「三大カーン」は、〈シャー・ルク・カーン〉と〈サルマン・カーン〉の二人でしたが、日本で〈アミール・カーン〉の出演する映画を見ましたので、時を経て「三大カーン」全員に触れることが出来ました。

ボリウッド

〈シャー・ルク・カーン〉

私は〈シャー・ルク・カーン〉の作品を一番多く見たのですが、真っ直ぐなラブストーリーが多く、素敵な作品が多かったです。

演技派俳優だと思います。

知り合いのインド人がデリーで映画のロケ中の〈シャー・ルク・カーン〉を実際に見たそうで、彼が言うには〈シャー・ルク・カーン〉はかなりのヘビースモーカーだったということです。

撮影の合間の喫煙数が凄かったということですが、大きなお世話です(笑)

また、肌の色も映画ではメイクで白く見せているけれども、実際は結構黒いんだよと、なぜか嬉しそうに話してくれましたが、もしかしたらインドでも肌の色で優劣感情があるのかもしれません。

〈サルマン・カーン〉

二枚目なシーンでは、本当に二枚目でした。

肉体も鍛え上げられていて、細身の筋肉質なのでスマートでシュッとしているのが羨ましい限りでした。

ダンスにキレもありました。

肉体派俳優といったら失礼かもしれませんが、そんなイメージがありました。

〈アミール・カーン〉

インド滞在中に「三大カーン」のうちの一人として名前は聞いていたのですが、実際に出演する映画を見る機会はありませんでした。

それもそのはずで、〈アミール・カーン〉は役作りにストイックで出演映画の本数が少ない、本格派俳優のようです。

私は日本で〈アミール・カーン〉主演の映画「きっと、うまくいく」=原題「3 idiots」を見ましたが、とても面白くていい映画でした。

コメディーと感動の融合した感じが、まさにインドでした。

HanaAkari

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