旅の玉手箱【コ・パンガン】〈タイ編-11〉

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旅の玉手箱 タイ編 旅の玉手箱〈タイ編〉
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タイ国内の動き
  • サムイ島
    Ko Samui

    マレーシアの〈ペナン島〉から陸路でタイへ再び入国しました。そのまま〈スラタニ〉まで行き、船に乗り替え〈コ・サムイ〉まで移動しました。ビーチリゾートアイランドでした。ここで知り合った旅行者から〈タイ⇔カンボジア間の陸路の国境〉が開いたという情報を聞き、私はこの次に行く予定だった〈コ・パンガン〉へは行かず、高熱を出しアンコールワット観光が不完全燃焼だったので再度アンコールワット観光に挑戦しようと思い、友人とは別行動し一旦バンコクに向かいました。

  • バンコク
    〈Bangkok 〉

    タイ⇔カンボジア間の陸路の国境〉が開いたという情報を聞き、カンボジアの〈シェムリアップ〉まで手軽に行けると思って、ビーチリゾートを諦めて戻ってきましたが、国境は再び封鎖されたと知りました。残念でした。目的を失ったことで〈コ・パンガン〉へトンボ帰りすることにしました。

  • パンガン島
    〈Ko Pha Ngan〉

    当時はバックパッカーというか、ジャンキーの聖地という島でした。満月の夜はフルムーンパーティーが行われ、どんちゃん騒ぎが行われました。満月の前日に〈コ・パンガン〉に戻ってきました。

  • バンコク
    Bangkok

    〈バンコク〉に戻ってきたタイミングで〈ソンクラン〉というタイの国民的お祭りの〈水掛祭り〉が始まりました。さらに私は〈デング熱〉が発症し、一週間程入院することになりました。その後、病み上がりのまま〈ミャンマー〉へ飛びました。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【コ・パンガン】身勝手な行いに異変発症|旅の玉手箱 タイ編-11

【コ・パンガン

残念な事情があり、バンコクからコ・パンガンへ戻ってきました。

その辺りのことは「旅の玉手箱 タイ編‐10 〈コ・サムイ〉」を読んでいただけると嬉しいです。

パンガン島には友人がいるはずでしたが、見つけることが出来ませんでした。

狭いエリアでしたので、ビーチや周辺のレストランなどをウロウロしていたら見つかるだろうと高を括っていましたが、考えが甘かったようです。

夕刻になり、日が暮れてゆくビーチを歩いていると、野良犬が唸り声をあげて威嚇してきました。

こんな所に野良犬がいるのは不思議だったのですが、なぜかいたのです。

中型犬くらいの大きさで、異国の犬の顔つきには少し鋭さがあるような感じがして、おっかないなと思っていると、突然大きく吠え出しました。

向かってくるので走って逃げると追いかけてくるものだから、必死で走って逃げたのですが、今から考えても南国の小島の砂浜に犬がいたことには違和感を感じます。

パンガン島 犬

けった糞悪いので憂さ晴らしをしようと、その夜にパンガン島から少し沖に行った先にある小さな無人島で、フルムーンパーティーがあると聞きつけたので参加しました。

この日がちょうど満月の夜だったので、コ・パンガン名物のフルムーンパーティーが行われる日だったのです。

おそらくこの時に蚊に刺されまくったのが原因で、「デング熱」を発症しました。

満月の次の日に偶然、友人と再会したのですが、その次の日だったと思います、海に入っていると突然、強烈な寒気が襲ってきて、海から上がって日光浴をしていても寒くて寒くて仕方がなく、これは一体どうしたことだと明らかな体の異変に戸惑ったのでした。

その次の日にバンコクに向かうのですが、熱帯の国にいながらにずっと悪寒がなくなりません。

氷水を飲んだ途端に、全身痙攣を起こしたように震えだし、何かの中毒患者のように手も震えて、箸も持てなくなってしまいました。

強く冷房の効いた夜行バスの中は最悪で、凍えてしまいそうなくらい寒くて一睡も出来ませんでした。

明らかに異常だとは感じていましたが、バンコクでもすぐに病院に行かなかった(行けなかった)ので、状況は悪化の一途を辿り、病院に行った際には即入院するように勧告されました。

「下手すると死んでしまいますよ」と脅かされる始末でした。

コ・パンガン

〈コ・パンガン〉はレオナルド・ディカプリオ主演映画「ザ・ビーチ」の舞台です。

2000年に公開された映画「ザ・ビーチ」の舞台が、〈コ・パンガン〉の隣にある架空の無人島という設定でした。

実際に撮影された場所は、西側の海にある〈コ・ピーピー〉とのことですが、旅行中にもそのような映画が撮影された、もうすぐ公開されるといった噂はされていました。

映画を見てみると分かると思うのですが、〈コ・パンガン〉はジャンキーの集まる島でした。

ジャンキーのパリピの聖地のような所でしたので、フルムーンパーティーも納得のイベントだと理解されると思います。

満月

日本に帰ってきて「ザ・ビーチ」を見た時には、そうそうあんなだった、西洋人のパーティーの盛り上がり方がまさにそうで、あそこまでは真似出来なかったなあと思ったのと、映画の最後にパラレルワールドを示唆するシーンが出てきたのに唸りました。

もしかして自分が旅をしたことも現実だったのか?夢だったのか?

好きなことだけをして過ごした時期なので、夢みたいなものかもしれませんね。

HanaAkari

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