旅の玉手箱【ササン・ギル国立公園】〈インド編-24〉

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旅の玉手箱 (インド編グジャラート) 旅の玉手箱〈インド編〉
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インド国内〈グジャラート〉での動き
  • ウダイプル
    Udaipur
    〈ウダイプル〉から〈グジャラート州〉に向かいました。これ以降しばらく日本人どころか外国人旅行者とも出会いませんでした。〈グジャラート州〉で会った旅行者は、フランス人の男性一人だけでした。
  • アーメダバード
    〈Ahmedabad〉
    〈グジャラート州〉の中心的な都市です。他の地域より物価が高かったです。〈グジャラート州〉のターリーは、もの凄く美味しかったので、毎日の食事が楽しみでした。
  • パリタナ
    〈Palitana〉

    〈ジャイナ教〉の聖地、〈シャトルンジャヤ山〉が目的でした。山の上に寺院群があり、迫力がある聖地でした。

  • ササン・ギル国立公園
    〈Sasan Gir〉
    インドライオンを見に行きました。インドライオンは絶滅に瀕しているので、国立公園で保護される形でかろうじて生息しています。ジープサファリで見ることが出来ました。
  • ジュナーガル
    〈Junagadh〉
    〈ドワールカー〉に行く途中に立ち寄りました。建造物が独特だったのが記憶にあります。
  • ドワールカー
    〈Dwarka〉
    インド亜大陸から西に突き出している半島部分の西の端にある
    海辺の田舎町でした。ヒンドゥー教の七大聖都のうちの一つだという記述に惹かれ行ってみました。ここは特に理由はないけれども心地良い場所で、私には相性が良かった場所です。

このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【ササン・ギル国立公園】野生インドライオンに会いに…|旅の玉手箱 インド編-24

【ササン・ギル国立公園

インドには〈インドライオン〉が生息していると知ったならば、是非とも見てみたいという気持ちになるのは普通なことだと思うのですが…。

インドで唯一、野生の〈インドライオン〉が住む場所が〈ササン・ギル国立公園〉でした。

絶滅の道を辿っていますので、保護されて辛うじて生き永らえている〈インドライオン〉であっても、ライオンはライオンですので、とても興味がありました。

ササン・ギル

思えばインドは、アフリカにいる動物のインド種が生息しているので、以前は結構な野生の王国だったんだと思います。

〈インド象〉、〈ベンガル虎〉もいますし、ガンジス川には〈ガンジス川イルカ〉、インドの国鳥である〈孔雀〉は、そこら辺で見ることもありました。

汽車の車窓から〈孔雀〉のオスがメスの前で翼を扇状に広げて求愛のダンスを舞っているのを見た時には、儲かった気持ちになったものでした。

メスの前を通せんぼするようにして、リオのカーニバルのダンサーさながら左右に動いていました。

インド固有種の〈インドライオン〉はジープサファリで見に行きましたが、だらけて木陰で休んでいる姿を見ることが出来ました。

肉眼でも見れる距離にいましたが、流石に近寄るのはあり得ないので、遠くからカメラの望遠機能を最大にして写真撮影しました。

国立公園と聞けば、自然豊かな場所を想像すると思うのですが、〈ササン・ギル国立公園〉の光景は乾いた大地に低木やブッシュがある荒野のような感じでした。

乾燥地帯ですので、緑豊かな光景では無かったのですが、これはインドの多くの地域でよく見る光景でした。

アフリカのサバンナよりは若干、木々は多いのかもしれませんが、私にはよく似たイメージでした。

日本にいるとあの乾いた大地は想像しにくい景色なのですが、いかに日本は水に恵まれているのかを実感することが出来ました。

ササン・ギル

絶滅して行く動植物を救うのなら、人間の生息地を減らす必要があるのでは…?

インドを旅して思っていたことですが、インドは国土が広い国ですが、結構何処に行っても多い少ないはあっても人の姿は見かけ、人々の生活圏がありました。

今では世界第一位の人口のインドで、人間を除けば食物連鎖の頂点にいるような〈インドライオン〉のような動物が減少してしまうのは仕方がないように思います。

生息地が無くなっているので当然です。

保護という形か、人が去り動物に土地を返してあげない限り、絶滅は当然の成り行きだと思うのですが…

人間の大地が多くなればなるほど、大型動物には過酷な環境になっていくと思うのですが、何が正しいのでしょうか?

人のせいで絶滅する動物を守るために、人は減るべきなのでしょうか?

人が繁栄するために、動物は絶滅するべきなのでしょうか?

お茶を濁して、それこそ茶番のようですが、自己満足で「保護」という辺りが妥当なのかもしれません。

ササン・ギル

〈グジャラート州〉について、個人的な視点から…

知り合いのジャイナ教徒のインド人が、〈グジャラート州〉はインドの中で、裕福な地域だと教えてくれました。

私が〈グジャラート〉に行ったのはかなり前のことですが、他の地域との物価の違いから納得できる話でした。

明らかに他の地域よりも物価が高かったです。

インドの国鳥〈クジャク〉

〈パリタナ〉にはジャイナ教の聖地、シャトルジャヤ山があり、その寺院群の豪華さからも裕福さは想像できました。

「偉大なる魂」マハトマ・ガンジーの出身地でもあり、ガンジーはここを拠点にしてインド独立の為の活動を行いました。

そして私が〈グジャラート州〉のことで一番言いたいのは、グジャラートの〈ターリー〉は、絶品だったことです。

他の地域よりも値段が高かったですが、とにかくもの凄く美味しかったです。

HanaAkari

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