旅の玉手箱【ラクシュミ】〈インドの神様編-15〉

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旅の玉手箱 〈ラクシュミ〉 旅の玉手箱〈インドの神様編〉
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このブログは私がバックパッカーとして、1997年9月20日出国~1999年11月16日に帰国するまでの間に訪れた場所を、四半世紀後の私が思い返してみたら、一体何が出てくるのだろうか?という好奇心から古い記憶を辿り、出てきたものを書いてみることを試みたものです。

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【ラクシュミ】美しき幸運の女神|旅の玉手箱 インドの神様編-15

【ラクシュミ

〈ラクシュミ〉はまさに清純、正統派の非の打ちどころの無い美しき女神です。

〈ヴィシュヌ〉神の妃でもあり、幸運と富、繁栄をもたらしてくれる女神中の女神のような、いわゆる理想の女性像を象徴するような存在で、レストランや、ゲストハウスの屋号にもよく使われていました。

幸運の女神〈ラクシュミ〉は神々しい光に包まれて水連の花弁の上に出現し、その美しさはすべてを魅了し尽くしてしまいます。

ラクシュミ

〈ラクシュミ〉はヒンドゥー教、光の祭典「ディワリー(Diwari)」で、女神版〈サンタクロース〉のように人々に幸運を配ります。

インド特有のヒンドゥー歴でカールティカ月の新月の夜(10月~11月頃)に、「ディワリー」というヒンドゥー教の美しいお祭りがあります。

光の祭典と呼ばれるもので、夜の帳が降りると人々は家の入り口にオイル灯を灯し、幻想的な灯りが新月の闇を照らします。

その灯りは幸運の女神〈ラクシュミ〉を招き寄せる為の目印のような意味合いがあり、人々はそうやって訪れる〈ラクシュミ〉から幸運と繁栄の恵みをあやかるそうです。

「ディワリー」の夜〈ラクシュミ〉は、自身の乗り物である白いフクロウに乗って、灯りのある家々に幸運を運んで回ります。

インドの〈サンタクロース〉は女神様でした。

〈ラクシュミ〉のイメージ通り、派手に騒いだりせず、静かでおしとやかな美しい祭典が「ディワリー」でした。

ディワリー

日本では仏教に取り込まれて〈吉祥天〉になりました。

ヒンドゥー教の神々は仏教に取り込まれて、仏教の守護神として日本に伝わっています。

〈ラクシュミ〉は、仏教では〈吉祥天〉になりました。

夫は〈毘沙門天〉だそうです。

HanaAkari

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