〈日本人〉作品を読んで

〈日本人〉作品を読んで

「口訳 古事記」  町田康著 を読んで

退屈になりがちな古典を、「口訳 古事記」は奇抜なアレンジで最後まで飽きさせないように取り計らってくれたのだろうと思います。初めて「古事記」を最後まで読むことが出来ました。最後〈仁徳天皇〉の税に関する「聖帝」エピソードが興味深かったです。
〈日本人〉作品を読んで

「オネアミスの翼」王立宇宙軍  飯野文彦著 を読んで

お酒の効力もあって空想も冴え、あの頃から色褪せることのないオネアミスの世界観に没入したのですが、昔の思い出というよりも、近年の状況が「オネアミスの翼」に追いついたのではないのかと思うのでした。
〈日本人〉作品を読んで

「皇室と日本精神」 辻善之助著 を読んで

こちらには教科書で教わったような日本史のように、○○年に何々が起こった云々といった体温のない歴史ではなく、もっと生身の人間の歴史がありました。俗っぽく言うと井戸端で近所の方々が、噂話をしているような感じです。
スポンサーリンク
〈日本人〉作品を読んで

「あの世飛行士 予約フライト篇」 木内鶴彦×保江邦夫 を読んで

お話の数々について、もちろん私には真相は分かりませんし、丸ごと信じ込めるほど純粋でもありません。ただこの本のサブタイトルになっている「死んでいる場合じゃないよ」の意味には、強いメッセージが込められていることが分かりました。ピラミッドの話◎◎◎
〈日本人〉作品を読んで

「あの世飛行士 未来への心躍るデスサーフィン」 木内鶴彦×保江邦夫 を読んで

臨死体験中に時空を超えて見て来たことを木内氏が語るのですが、エジプトのピラミッドの作り方を見た話なんかは面白すぎました。それを科学者でもある保江氏が「それは、非常に理に適っている」と太鼓判を押すのですから楽しすぎます。
〈日本人〉作品を読んで

「ほんとうの心の力」 中村天風著 を読んで

〈中村天風〉氏のエピソードを知り、自身の病を克服する為に医の道を志すも挫折し、そんな折にひょんなことからヨガマスター〈カリアッパ師〉と出会い、インドの山奥ヒマラヤの麓にて、修行を積んだというところが、とても気になりました。
〈日本人〉作品を読んで

「弥勒」 宮田登著 を読んで

私が聞き齧ったことのある「弥勒」に関するお話以外に、日本のみならず、世界各地に「弥勒」にまつわる伝承があり、思いの他古くからブームを繰り返していたのを知りました。にわかには信じがたいものや、逆にこれはあまりに世俗的過ぎなのではないですか?と感じるものまであって、面白かったです。
〈日本人〉作品を読んで

「浅草キッド」 ビートたけし著 を読んで

フーテンが許される空気があって、ずる賢くて汚いものにも蓋はあっても、隙間だらけで丸見えなのに、本当にえげつない悪意がないので、許せてしまうそんな時代だったような気がします。
〈日本人〉作品を読んで

「新時代を生き抜く!波動を上げる生き方」〈秋山眞人〉〈西脇俊二〉共著 を読んで

まず何が面白いかというと、見えない世界があるとか無いとかという不毛な時間がなく、あるというのを当たり前に始まっていましたし、UFOや宇宙人もいるとかいないではなく、いるというのが当然で話が進みますから、胸がすきます。
〈日本人〉作品を読んで

「欺かれた歴史 松岡洋右と三国同盟の裏面」 斎藤良衛著 を読んで

「日独伊三国同盟」を締結した松岡洋右氏は、戦後その責任を非難され、A級戦犯にまでされています。時は令和になり、隠蔽された歴史が浮かび上がってくることが多くなりました。「少年に語る」を残した稀代の外交官松岡洋右氏の真実。
〈日本人〉作品を読んで

「火垂るの墓」 野坂昭如著 を読んで

「火垂るの墓」との出会いは、私が子供だった頃、ジブリ映画「となりのトトロ」と同時上映されたアニメ映画「火垂るの墓」ででしたが、「となりのトトロ」を見るのが目的で、「火垂るの墓」はついでに見ることになったのでした が…
〈日本人〉作品を読んで

「体癖」 野口晴哉著 を読んで

「整体」という言葉を作った人だと教えられ、今では当たり前に使っている「整体」のルーツを垣間見たくて、野口晴哉氏の書籍「体癖」を読んでみました。序盤から、達人の目線の鋭さを痛感しました。
〈日本人〉作品を読んで

「ごん狐」 新美南吉著を読んで

小学校の国語の教科書で読んで以来、何十年かぶりに読んでみましたが、内容は憶えていなかったので、少し戸惑う気持ちになり動揺しました。
〈日本人〉作品を読んで

「はじめてのスピノザ」 國分巧一朗著 を読んで

随分昔に哲学者スピノザの書いた「エチカ(倫理学)」を読んでみたことがあったのですが、さっぱり意味が分からず、まったく太刀打ちできなかったことがありました。解説書なら理解できるかもしれないという考えから、あの時、歯が立たなかった「エチカ」に再び挑戦してみました。
〈日本人〉作品を読んで

「少年に語る」 松岡洋右著 を読んで

「少年に語る」は戦後GHQにより焚書とされた経緯があり、今になって甦ってきたこともあって、いわくつきなところも魅力的でした。また子供たちに向けて直接語る言葉には嘘はないものだろうという、安心感もありました。
スポンサーリンク