読書感想文‐impression

〈日本人〉作品を読んで

「少年に語る」 松岡洋右著 を読んで

「少年に語る」は戦後GHQにより焚書とされた経緯があり、今になって甦ってきたこともあって、いわくつきなところも魅力的でした。また子供たちに向けて直接語る言葉には嘘はないものだろうという、安心感もありました。
〈ジェームズ・ロリンズ〉作品を読んで

「穢れた血」 ジェームズ・ロリンズ/レベッカ・キャントレル著 を読んで

「穢れた血」下巻の目まぐるしい怒涛の展開には、手に汗握るものがありました。正直、「これ、大丈夫なのか?」「ヤバイだろう」と気に病むことの連続でえげつなく、息つく暇もないほどでした。
〈ジェームズ・ロリンズ〉作品を読んで

「聖なる血」 ジェームズ・ロリンズ/レベッカ・キャントレル著 を読んで

種類の違う「不死なるもの」が続々と登場して、時系列がこんがらがってしまいました。「不死は呪い」だという不死者の気持ちも分かりそうです。登場人物たちはそれぞれ自分の信じる道を選んでいくのですが、そこにも三者三様の違いがあって、いつしか私も一緒になって、自分ならどうするだろうか?と考えていました。
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〈ジェームズ・ロリンズ〉作品を読んで

「血の福音書」 ジェームズ・ロリンズ/レベッカ・キャントレル著 を読んで

謎めいた歴史的背景を舞台に、陰謀、裏切り、謀略、などのサスペンスがあり、ドンパチ、戦い、さらにはロマンス要素が組み合わさっているので、人が興味を惹かれるもので目白押しなのが堪りません。
〈日本人〉作品を読んで

「放っておく力」 枡野俊明著 を読んで

ビジネス関係だけでなく、どのような場面でも参考になるアドバイスが詰まっていました。伝えてくれているのは古くからの教えと同じだと思うのですが、それを現代風に表現してくれていますので、とても分かりやすいのがありがたかったです。
〈スティーブン・キング〉作品を読んで

「ミスト」 スティーブン・キング著 を読んで

死と直面する中でも、常識のある者は「そんなことはあり得ない」とこれまでの一般常識から合理的な判断を下し行動する者、「止めろ」と説得しようとする者、何も言えずただ見守るだけの者、そしてまともじゃない「死」を目の当たりにする人々。
〈スティーブン・キング〉作品を読んで

「幸運の25セント硬貨」 スティーブン・キング著 を読んで

一枚のちっぽけな硬貨から、幸運の花火が打ちあがるような話でした。カーソンシティのカジノを舞台にした物語だったのも、私個人には情景が想像し易くて楽しかったです。私は自分のお金で初めて行った海外旅行が、アメリカ、ロサンゼルスとラスベガスのツアー旅行でした。
〈日本人〉作品を読んで

「いつでも夢を」 石田重廣著 を読んで

「夢グループ」の通販CMは社長自ら出演し、自身の芸能事務所所属の歌手、保科有里さんとの、白々しくて古めかしい味のあるコマーシャルが流れると、思わず見てしまいます。石田社長のもっさり感と、保科有里さんの甘えた猫なで声がたまりません。
〈武田邦彦〉作品を読んで

「かけがえのない国|誇り高き日本文明」 武田邦彦著 を読んで

侍の刀を科学知識に置き換えて現代を斬るような痛快さもあり、現在分かっている科学的な見地、データから非常に分かりやすい解説をされているので、とても理解しやすいのも有難いことです。また地球温暖化の原因とされる二酸化炭素について、驚きの見解がありました。
〈スティーブン・キング〉作品を読んで

「グリーン・マイル」 スティーブン・キング著 を読んで

舞台になっているのが刑務所で、殺人、死刑囚、電気椅子など、人間の嫌な部分が露骨なので、逆にその裏側にある純粋な善良な心が浮き彫りになってくる感じがありました。職務とはゆえ、電気椅子にて死刑執行を行う刑務官の気持ちが切なく表現されていました。
〈日本人〉作品を読んで

「つるぎやまの三賢者」 香川宜子著を読んで

大切なことはその時には分らなくても、後になってからその大切さに気が付いたりすることが多いものです。「つるぎやまの三賢者」のような本は、読んだ時にすぐにピンと来なくても、必要なタイミングに腑に落ちたりすることも多いのではないでしょうか。
〈日本人〉作品を読んで

「日本からあわストーリーが始まります」 香川宜子著を読んで

「アヴェ・マリアのヴァイオリン」という本に非常に感動したので、香川宜子氏の他の書籍も読んでみようと思ったのがきっかけで、「日本からあわストーリーが始まります」を読みました。そして、とんでもないことを知りました。
〈日本人〉作品を読んで

「アヴェマリア のヴァイオリン」 香川宜子著を読んで

第一次世界大戦から第二次世界大戦から現在に至り、一つのヴァイオリンを通して時間は遡り、希望は甦るストーリーでした。それは、自分を含め人間のことがあまり好きでない私でさえも、感じることが出来ました。
〈日本人〉作品を読んで

「超・進化論|生命40億年 地球のルールに迫る」     NHKスペシャル取材班+緑慎也 著を読んで

「共生」が答えかもしれません。小さな世界には偉大な知恵と神秘が詰まっているようです。人間よりも下等生物だと思っていた動植物の方が、進んでいるようでした。
〈日本人〉作品を読んで

「体にいい寄生虫|ダイエットから花粉症まで」 藤田紘一郎著 を読んで

著者の藤田紘一郎氏は、ご自身のお腹で寄生虫を飼い、身をもって人体実験行ってのことなので、信憑性もありました。また周囲の人々でも人体実験を行ったようですが、そのようなやり取りや、言動から藤田氏がユーモアのある方だと窺えました。
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