読書感想文‐impression

〈日本人〉作品を読んで

「機動戦士ガンダム 3」 富野由悠季著 を読んで

古い記憶に残っていたアニメ版のイメージとは大きく異なって、小説版のオリジナルストーリーの展開も、この三作目では衝撃の展開になって非常に驚きました。
〈日本人〉作品を読んで

「機動戦士ガンダム 2」 富野由悠季著 を読んで

人間臭さがある普通の人間が、新しい価値観に向かって挑戦してゆくようなイメージがありました。「ニュータイプ」が葛藤に悩みながら、未来に向けて生きようとしている世界が「ガンダム」の世界だったようです。
〈日本人〉作品を読んで

「機動戦士ガンダム 1」 富野由悠季著 を読んで

小説を読んでみると、富野由悠季氏の魅力に触れることになり、作中で重要な意味を持つ「ニュータイプ」は、この人のことを言っているのではないかとすら思いました。
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〈日本人〉作品を読んで

「密会 アムロとララァ」 富野由悠季著 を読んで

大人になってインドに行ったことのある私には、「密会 アムロとララァ」という本で「ララァ」がインド人だったと知りったことがこの本を読むきっかけになりました。子供の頃には考えも及ばなかったガンダムの周囲にあった人間模様はとても新鮮なものに感じました。
〈日本人〉作品を読んで

「吸血鬼ハンター D‐暁影魔団」 菊池秀行著 を読んで

この「吸血鬼ハンターD」シリーズの一冊目を読んだのは、もう30年以上前のことですから、冷静に考えてみると結構驚くべきことかもしれません。架空のSFの世界観にファンタジーの要素が合わさっていて、そこに吸血鬼を絡ませている独特の世界設定も楽しませてもらえます。
〈日本人〉作品を読んで

「自然農法 わら一本の革命」 福岡正信著を読んで

福岡正信氏の「わら一本の革命」やその他の著作は、農業本というよりも哲学書のようで、人生や価値観について考えさせられる本だと思います。農法を通して人の価値観や、ものの見方、生き方を世に問いかけたのです。
〈外国人〉作品を読んで

「非暴力」 M.K.ガンジー著 を読んで

ガンジーは筋金入りの理想主義者だったように思えますし、「非暴力」というなかなか真似できない手段を使って、イギリスの植民地だったインドを自立させるべく、闘った革命家のような印象も受けました。
〈宮沢賢治〉作品を読んで

「風の又三郎」 宮沢賢治著 を読んで

「どっどど どどうど どどうど どどう」冒頭からいきなり宮沢賢治氏の世界が展開します。作品全体が素敵なのは間違いありませんが、私はこの「アルプスの探検隊みたいな姿勢」という表現に出会えただけで、この作品を読んだ甲斐がありました。
〈外国人〉作品を読んで

「母を尋ねて三千里」 アミーチス著 を読んで

子供の時に見たテレビアニメの「母をたずねて三千里」の原作です。小説としては初めて読みました。どれだけ時代が移り変わっても、人として大切なことは不変で、素晴らしいものは不朽だということを思い出させてもらいました。
〈宮沢賢治〉作品を読んで

「貝の火」 宮沢賢治著 を読んで

この物語はたとえ純粋な心の持ち主であっても、権力を手にしてしまうとそれによって目が曇ってしまい、使い方を誤ってしまう怖さ、心の姿を教えてくれているのですね。美しい世界観ですが、内容には強いメッセージが込められていました。
〈芥川龍之介〉作品を読んで

「藪の中」 芥川龍之介著 を読んで

私は芥川龍之介作品の斜向かいからのシュールな感性が好きなのですが、この「藪の中」はまったくもってそのようなところに驚かされる物語でした。見事に煙に巻かれました。
〈外国人〉作品を読んで

「モモ」 ミヒャエル・エンデ著 を読んで

時間節約こそ幸福への道!時間節約してこそ未来がある!時間は貴重だ…無駄にするな!時は金なり…節約せよ!私はこれらの意見には賛成ですので、時間泥棒の口車に簡単に乗せられて時間を奪われてしまう可能性は強いだろうなと思いながら本を読み進めました。
〈外国人〉作品を読んで

「ガリバー旅行記」 スウィフト著 を読んで

小人の国、巨人の国、天空人の国(これはきっと天空の城ラピュタのモデルですね)、日本までも巡って、最後は馬人間の国に。風刺小説と解説がありますが、それが所々にハッとさせられる文面に出てくるのが面白いですし、何より世界の発想がぶっ飛んでいるところに魅力があります。
〈外国人〉作品を読んで

「十五少年漂流記」 ジュール・ヴェルヌ著 を読んで

ちょうどこの物語を読んでいる時が、ロシア・ウクライナ戦争が一年以上続き、その影響が日本でも強く現れてきて、電気、ガス代の高騰、物価の高騰が騒がれている時でしたので、無人島で生き抜く子供たちの姿に勇気づけられました。
〈外国人〉作品を読んで

「宝島」 スティーブンソン著 を読んで

古い地図を頼りに隠された財宝を帆船に乗って探しに行くという、ロールプレイングゲームの王道のような物語には、何か不滅のロマンがあるのでしょう。心の奥をくすぶられる何かが、埃を被った一枚の地図を手にした瞬間から目覚め始めるのがいいです。
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